主な栄養素
ビタミンB1,タンパク質
主な食材
豚肉、胡麻

琉球料理の『ミヌダル』は、沖縄県が琉球王国だった時代の宮廷料理の1つで、接待のおもてなし料理や、行事食とされていました。
作り方はとてもシンプルで豚肉を胡麻だれに漬け、蒸したヘルシー料理です。胡麻の香り、豚肉のうま味、醤油の香ばしさが楽しめる1品。見た目が黒いことから、別名「黒肉(クロジン)」とも呼ばれています。

豚肉の主な栄養素は、ビタミンB₁が豊富。糖質の代謝を助け、疲労を回復する働きがあります。
胡麻の主な栄養素は、骨や歯をつくるのに必要なカルシウム、貧血予防の葉酸、エネルギー代謝を助け皮膚の健康を保つ働きがあるビオチンが含まれています。

身体にも嬉しいレシピなので、お疲れ気味の時などにもおススメです。

<1人分の栄養価:289kcal たんぱく質23.9g 脂質17.3g 炭水化物6g 食物繊維1.3g 塩分1.6g>

材料(2人分)

材料
分量
豚ロース肉(約1㎝くらいの厚さ)
2枚
黒胡麻
30g
A.醤油
大さじ1と1/2
A.みりん
大さじ1/2
A.酒(泡盛)
大さじ2

手順一覧

1

黒胡麻は、軽くフライパンで煎り、すり鉢にいれ細かくなるまですり、A.を加えて混ぜ合わせる。

2

豚肉は、軽く筋切をしキッチンペーパー等で水気を拭き取り、全体的に1.をつけ、味をなじませる。(冷蔵庫で約30分)

3

蒸し器を用意し、水が沸騰したら、布巾を敷いた上に2.を重ならないように並べ、漬けていた胡麻だれを全て豚肉にのせ、中火で約20分蒸す。

4

約2㎝幅に切り、器に盛り付けて出来上がり。

ポイント

★下味の酒は、塩が含まれない日本酒でも代用可能。昔ながらのレシピは泡盛を使用しているので、泡盛があれば泡盛がおススメです。

★時間とココロの余裕がある時は・・・
是非すり鉢でごまを擦ってみてくださいね。
最近はすり鉢を使う方が減っているとか・・・。香ばしい香りが倍増し、おいしさの秘訣です♡(時短の場合は、市販のすり胡麻でも代用できます)

他にも琉球料理や沖縄料理について知りたい方は、以下もご覧くださいね♪
沖縄料理研究家 宮澤かおる|note

ミヌダルアレンジ

ミヌダルをピンチョスにした、お洒落♡なアレンジレシピ↓もあわせてご覧ください♪
パーティーやおもてなしにもピッタリです!!

他の琉球料理について

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