キャベツは生でよく食べられますが、繊維質が消化しづらく、カサも多いためたくさん食べることが難しいですよね。
キャベツをビタミンC摂取を目的として食べる場合、炒めた場合は3~4割、蒸した場合は2~3割ほど、煮込んだ場合も5割までビタミンCが減ってしまいます。ただし、スープとして食べることで、9割程摂取することが出来ると言われていますよ。そのため、基本的な調理法としては「煮込んだスープ」がおすすめです。
一方、キャベツに含まれるビタミンUを摂取されたい方は、ビタミンUは水溶性で熱に弱いことから、効率よく摂るためには生食がおすすめです。
キャベツをまるごと使い切るには、キャベツの栄養成分がキャベツのどの部分に含まれるのかを考えて切り分けて使います。
キャベツをまるごと使えるように、キャベツの蒸し煮、キャベツラーメン、コールスロー、野菜スープのレシピを考案しました。
今回の提案するレシピメニューはキャベツの『コールスロー』です。
1.まずは包丁を横に入れて半分に切ります。
キャベツは上の葉の部分としたの芯の部分、内側の部分に分けて料理します。
2.下(芯の方)を全部使います。
放射線状に12等分に切り煮込み料理として汁ごといただきます。
3.上の葉の緑色の濃く、少し硬い部分を使います。
色の濃い部分を2~3枚ラーメン用に細長く切ります。
4.真ん中の部分は柔らかい、生食に向いている部分を使います。
コールスロー用に薄く千切りにします。
5.上の葉の方の芯の近くの葉が小さくなっている部分を使います。
スープ用にを1㎝~1.5㎝位に切ります。