長野県の諏訪地域では、夏の料理をはじめ、菓子や年中行事の料理に必ず出てくるのが『天寄せ』
天寄せとは、寒天を使った「寄せもの」のことです。
諏訪地域の冠婚葬祭には欠かせない料理で、行事や季節などによって固める具や味が異なり、祝儀の時には【紅】、不祝儀の時には【緑】と色で使い分けられ、主に、人が集まる時によくつくられ、料理に彩りを添えてきました。
中に入れる具は、「そうめん」、「たまご」、「くるみ」など季節や行事によって和洋様々変化させて楽しむことができます。
目にも美しい、寒天で作る天寄せ。
長野県の美味しいお料理を「おあがりて!」(お召し上がりください)