夏は暑さで体力を消耗したり 、冷房と外気温の差で自律神経も乱れがちになりやすい季節です。疲れがなかなか取れない、身体がだるい、食欲がわかないといった、いわゆる夏バテを起こしてしまう方も多いのではないでしょうか。
また日焼けによる肌のダメージのほか、紫外線を浴びることで体内に活性酸素が過剰に発生し、これが肌トラブルの原因になります。これらを防ぐには、夏に不足しがちな栄養素を補うバランスの良い食事を心がけることが大切です 。
<Point!> 大豆の力(大豆サポニン )+ 発酵熟成 メラノイジン
⇒ 夏に負けない身体つくりサビない身体が夏バテから守る
夏バテ対策でおすすめなのは、毎日取り入れられるみそ汁です。みそでも色んな種類のみそがありますが 、特に赤だし(豆みそ)を使ったみそ汁をおすすめします。
・赤だし(豆みそ)は、熟成期間が長いため色が濃くついたみそですが、その理由はメイラード反応によって褐色色素のメラノイジンが増えたためです。このメラノイジンは、強い抗酸化作用を持つことがわかっています。
・みそは大豆の栄養をそのまま取り込めるので、赤だし(豆みそ)の栄養価は高いです。
・熟成期間の長い赤だし(豆みそ)は、発酵時間が長いことで、消化吸収のしやすい大豆ペプチドやアミノ酸が多く、夏バテ気味の疲れ気味の臓器にとても優しい食べ物になります。
・大豆にも大豆サポニンという抗酸化作用を持つ成分が含まれていますが、発酵されていることにより、吸収がし易いことも赤だし(豆みそ)として摂取するメリットになります。
そこで今回は、おうちで簡単に作ることができ、抗酸化作用成分を併せ持つ赤だし(豆みそ)を使ったおみそ汁レシピ『山芋とオクラのねばとろみそ汁』をご紹介します。
ネバネバの成分は、水溶性食物繊維で現代人に不足しがちな栄養素です。おなかの調子を整えるだけでなく、腸内を元気にすることで外的刺激から守ってくれます。わかめやなめこなど、積極的にみそ汁の具材に入れてみましょう。