沖縄の言葉で「クスイムン」という言葉があります。
このクスイムンとは、医食同源のような意味合いで、食べたものが薬になるという考え方です。これは、沖縄の長寿や健康を支えてきた基礎となる部分で、今回の「チムシンジ」料理や「イカ墨汁」もクスイムン料理です。
チムシンジのチムは【豚レバー】、シンジとは【煎じ汁】を意味し、豚レバーを煎じた料理で、疲労回復や病後の回復などに食べられていました。
主な栄養素
●疲労回復や糖質の代謝を助けるビタミンB1、
●赤血球を作り貧血予防の鉄分、
●DNAの合成を助け、ホルモンの合成や分泌、味覚を正常に保つ働きがある亜鉛、
●皮膚や粘膜の健康を保つビタミンAを含みます。
琉球料理として昔ながらの本格的なチムシンジは、塩分なしで、薬のように煎じ汁のみを飲みますが、少し食べづらいので、にんにくや生姜を加えアレンジして食べやすい現代版オリジナルレシピをご紹介します。
レバーの下処理をしっかりすれば、スタミナ料理の1品としてもおススメですよ♪