ナーベーラーとはヘチマ、ンブシーとは野菜と豚肉や豆腐を味噌味で煮込んだものを意味した沖縄家庭料理の一つです。
ヘチマの水分が多いため、煮込むととろけるような食感になり、豚肉と鰹だしの旨みを味える一品となります。
旬は7月から10月のナーベーラー(ヘチマ)。
沖縄県外では、小学生の理科でヘチマを育て、タワシにするイメージがありますが、沖縄では若い実を食用とし、昔から親しまれている夏野菜です。
ナーベーラー(ヘチマ)の主な栄養素は、余分な塩分(ナトリウム)を体外に排出するカリウム、酸素を運ぶ赤血球をつくり貧血を予防する葉酸。
豚肉には糖質をエネルギーに変え疲労回復を助けるビタミンB1が含まれています。
本来のレシピは、豚バラ肉(塊)を茹でて作りますが、今回はご家庭で作りやすいように、豚こま切れ肉を使用したレシピをご紹介します。
ナーベーラー(ヘチマ)が手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね♪
1人分の栄養価:エネルギー250kcal、たんぱく質18.4g、脂質14.7g、炭水化物12.5g、食物繊維2.3g、塩分相当量1.1g