栄養素別

簡単♪小松菜とむきエビのピリ辛中華スープレシピ【管理栄養士監修】

調理時間
10分
主な栄養素
βカロテン、カリウム

小松菜は、冬から春が旬で、今が一番美味しい時期。寒さに強く、霜が降りたあとは甘みが増し、葉が柔らかくなるのが特徴です。主な生産地は、埼玉県、東京都、神奈川県などで栽培されています。

小松菜は、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養価が高い緑黄色野菜。体内でビタミンAに変換されるβ―カロテンカリウムが多く含まれています。

ビタミンAは、目の健康、皮膚や粘膜の健康を保つ、老化防止や病気予防などの働きがあります。小松菜のビタミンA(レチノール活性当量)は、100g中260μg(※1)。日本人の食事摂取基準によると、成人女性1日のビタミンA推奨量は、【18~29歳650μg/30~74歳700μg】(※2)です。小松菜は1束200~300gなので、スープの1人分では、1日分のビタミンA約1/3量は摂取できますね。さらに油脂に溶ける脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取することで吸収が高まります。今回のレシピはごま油を使用しているためビタミンAが効率よく吸収できるレシピです。

その他主な栄養素は、体内の水分調整・ナトリウムを体外に排出し、血圧を正常に保つ働きがあるカリウム、神経の安定・骨や歯を丈夫にするカルシウム、赤血球をつくり貧血予防の、風邪予防やストレスから身を守るビタミンCなどを含みます。

エビは良質たんぱく質で低脂肪♪ピリ辛で寒い季節におススメなスープです。

参照
※1 文部科学省 日本食品成分表七訂2020
※2 厚生労働省 日本人の食事摂取基準2020

【栄養コメント監修:沖縄料理研究家・管理栄養士 宮澤かおるさん】

材料(3~4人分)

材料
分量
小松菜
2束
チンゲン菜
1束
冷凍むきエビ
20個程度
800cc
A.顆粒中華だし
大さじ1
A.醤油
小さじ1
A.豆板醤
小さじ1
A.ごま油
小さじ1

手順一覧

1

小松菜とチンゲン菜を食べやすいサイズに切ります。

2

鍋で水を沸騰させ、小松菜・チンゲン菜・むきエビを入れます。

3

火が通ったら、Aを入れて混ぜたら出来上がり☆

ポイント

*冷凍むきエビは、大きさによって量を調整してくださいね。
(今回のレシピでは小ぶりなものを使っています)

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