「いももち」は、北海道を代表する農産物のじゃがいもを使い、家庭で手軽につくれる郷土料理として浸透しています。地域によっては、「いもだんご」とも呼ばれています。
つくり方はいたってシンプル。蒸したじゃがいもをつぶして、まんじゅう状にととのえたら、あとは焦げ目が付くまで焼くだけ。
主に片栗粉だけを使用しますが、片栗粉に小麦粉を適量加えることで口当たりがなめらかになります。
じゃがいもの品種は、男爵いもでつくられることが多いですが、ほかの品種のじゃがいもでも美味しくつくることができます。
食べる際は、バターをのせたり、甘辛く味付けしたごまダレにつけたりと、地域や家庭によってさまざまです。また調理法も、チーズを中に入れて焼いたり、揚げたり、汁物にいれたりなど、さまざまなアレンジがあります。