食材・スーパーフード別

牡蠣と白ねぎの豆鼓(トウチー)中華炒め【料理/食文化研究家レシピ】

今年も牡蠣の美味しい季節がやってきました。煮ても焼いても美味しい牡蠣ですが、今回はご飯によく合う食欲そそる炒め物をご紹介します。

味付けに使う豆豉醤(トウチジャン)は、最近はスーパーでも見かけるようになった本格中華の調味料。豆や麹の風味に加え、発酵食品ならではの力強い旨味があるので、さまざまな料理に使うことができます。

ぷっくりした牡蠣は、寒さにあたり甘みを増した白ねぎとの相性が抜群。しっかりめの味付けで、添えた春菊と一緒に美味しくいただけば、野菜もたっぷり食べることができます。冬場に嬉しい栄養素が詰まったひと皿、ぜひお召し上がりいただけたら嬉しいです。

材料(2~3人分)

材料
分量
牡蠣(加熱用)
200g
長ねぎ(白い部分のみ)
1本(150g)
春菊
30g
にんにく
1/2片
しょうが
1/2片
ごま油
大さじ1
片栗粉
適量
【A】水
大さじ1
【A】豆豉醤(トウチジャン)
小さじ2と1/2
【A】酒
小さじ2と1/2
【A】砂糖
小さじ1と1/3
【A】醤油
小さじ1/2

手順一覧

1

牡蠣は3%の濃度の塩水(水1カップに塩小さじ1を溶かしたもの)の中で振り洗いし、何度か水を替えて汚れを落とす。ザルにあげて、キッチンペーパーで水気を取る。

2

長ねぎは、白い部分のみを1cm幅の斜め切りにする。
春菊は葉先のやわらかい部分を摘み取り、盛り付け皿に先に敷いておく。
にんにく、しょうがはみじん切りにする。【A】は混ぜ合わせておく。

3

フライパンに油小さじ2(分量外)を引いて、薄く片栗粉をはたいた牡蠣を焼く。両面に焼き色がつき、全体がぷっくりしたら一度取り出す。

4

フライパンの汚れをキッチンペーパーでざっと拭き取り、改めてごま油、にんにく、しょうがを入れて火にかける。香りが立ったら長ねぎを加えて中火で炒め、ツヤが出たら水大さじ2(分量外)を振って蓋をし、ねぎがやわらかくなるまで4~5分、中弱火で蒸し焼きにする。

5

ねぎに火が通ったら【A】を加えてからめ、牡蠣も戻して中弱火でよくからめながら中までしっかりと火を入れる。

6

5.をたれごと春菊の上に盛り付け、一緒にからめながらいただく。

ポイント

●牡蠣は濃いめの塩水の中で洗うと旨味が逃げにくくなります。特にひだの部分に汚れが多くあるのでそのあたりを丁寧に洗いましょう。
●牡蠣を焼く時は、あらかじめ片栗粉を薄くつけておくと身が縮みにくく旨味も逃げにくくなります。
●春菊は、茎も使いたい場合は小口切りにすると食べやすいです。

– PRが含まれています-

おすすめ!?レシピ

  1. イカスミ&カンダバー入りジューシー〈沖縄県レシピ〉□栄養表示□

  2. ブルスケッタ風*鶏むね肉とミックスビーンズのオープンサンドレシピ

  3. 夏野菜のスタミナ豚丼*お箸が進む♪【料理/食文化研究家レシピ】

  4. 山芋と大根のサラダレシピ*ザクザク食感を楽しもう♪

  5. カラフルゴーヤーマリネ♪赤・黄・緑が楽しめる!【みんなの推しレシピ】

♬レシピ動画♬

  1. 島野菜フーチバー(ニシヨモギ)とタンカンの簡単マフィンレシピ動画♪

  2. 焼きヤマン(だいじょ)のわさび醤油サラダレシピ動画*沖縄島野菜♪

  3. ♬レシピ動画♬ブロッコリーとアンチョビのベーグルサンド

ピックアップコラム

  1. 薬膳から学ぶ*冬の体と食と健康3つのポイント【国際薬膳師コラム&レシピ】

  2. 沖縄の器【やちむん】を知って毎日の食事を楽しむ3つのポイント[沖縄料理研究家コラム]

  3. 乾燥肌の予防と対策・必要な栄養素とは?【薬剤師コラム】