食事の目的
肌老化対策・美容効果
栄養素
還元型コエンザイムQ10

夏が過ぎて少し涼しくなりましたが、まだまだ紫外線の量が多いシーズンです。
この時期、日焼けはもちろん、シミ・そばかすが増えた、シワ・たるみが増えた、大人ニキビなどの炎症が起きた、外の暑さと冷房の差で乾燥してしまったなどの肌悩みを抱える方が例年多くいらっしゃいます。
紫外線を浴びて肌細胞に傷がつくと、肌疲労と呼ばれる状態(炎症状態)となり、放置してしまうと、シミ・シワなどの肌老化に繋がってしまうことも。

傷ついた細胞の除去と修復のためには、エネルギーと抗酸化成分が必要となり、「還元型コエンザイムQ10」の摂取がおすすめです。
今回は、肌老化対策を助け、美容効果が期待でき、還元型コエンザイムQ10を摂取できる『野菜のクミン炒め』レシピをご紹介します。

✅大豆に含まれる還元型コエンザイムQ10で美容効果!
✅大豆に含まれるイソフラボンは、体内で女性ホルモンのエストロゲンに似たはたらきをし、血管や皮膚の老化を予防!
✅ピーマンやトマトに含まれるβ-カロテンは粘膜、目、皮膚、爪、髪の健康維持に必須!
✅クミンは昔から薬用にも使われ、インドカレーに欠かせないスパイス。
 クミンに含まれる植物ステロールは、コレステロールの吸収を抑えるはたらきも。

毎日の食事で美味しく還元型コエンザイム Q10 を摂取しましょう!

■還元型コエンザイムQ10■
還元型コエンザイムQ10は、抗酸化力UPエネルギー産生の促進により、肌疲労・肌老化対策に必要な①傷ついた細胞と細胞間物質の除去と修復、②活性酸素の速やかな除去、両方をサポートできる成分。
コエンザイムQ10には酸化型と還元型がありますが、体内で使用されて効果を発揮するのは還元型です。体内の還元型コエンザイムQ10の量は加齢とともに減少し、特に40代以上ではその減少が著しくなります。そのため、体内でそのまま使える還元型の摂取がおすすめです。

材料(作りやすい分量)

材料
分量
大豆水煮
150g
鶏むねひき肉
100g
ピーマン
4個
たまねぎ
1/2個
トマト缶(カット)
1/2缶(200g)
オリーブ油
大さじ1
クミンシード
小さじ1
すりおろしにんにく※にんにくみじん切りでもOK
小さじ1/2
適量

手順一覧

1

ピーマンはヘタと種を取り、1cm角に切る。たまねぎも1cm角に切る。

2

冷たいフライパンにオリーブ油、クミンシード、にんにく、1.の野菜を加え、火をつける。塩ひとつまみを振り入れ、中火で約5分炒める。

3

野菜を脇に寄せ、鶏ひき肉を炒め、塩ひとつまみを振り入れ、肉の色が変わるまで炒める。(鶏ひき肉は大きめの塊でOK)

4

さらに大豆とトマト缶を加え、トマトの水分がなくなるまで炒め、塩で味を調える。

ポイント

※塩は、材料を入れるタイミングで、少しずつ加えることで、材料にしっかり味がなじみ、好みの塩味に調整することができます。
※余ったらオムレツの具やスープに!
※野菜はお好みの野菜を組み合わせてOK。
※仕上げにレモン汁(ビタミンC)を加えるとさっぱりした味に。

レシピ考案者

細田 明美 先生 - 管理栄養士 -
所属:東京医療保健大学 医療保健学部 医療栄養学科
講師/博士(学術)/管理栄養士/健康運動指導士/健康咀嚼指導士
研究テーマ:
・口腔機能と食習慣に関する研究
・子どもの入院に付き添う親への食事支援について
・マクロファージからの炎症性メディエーター産生に対する機能性食品の影響など

– PRが含まれています-

おすすめ!?レシピ

  1. 美容効果レシピ・鮭缶とブロッコリーの簡単クリーム煮【管理栄養士レシピ】

  2. ズッキーニと大豆ミートのヘルシー本格ラザニア♪口当たり軽く旨味満点【料理/食文化研究家レシピ】

  3. 鶏ささみの米粉スティックからあげ♪新玉ねぎソース【料理/食文化研究家レシピ】

  4. ふきのとう&たけのこご飯♪手軽に春のおもてなし【料理/食文化研究家レシピ】

  5. 5分でできる!焼き鳥缶でチーズタッカルビ風【管理栄養士レシピ】

♬レシピ動画♬

  1. パッションフルーツのぷるぷる南国ゼリー♪アガー使用*レシピ動画

  2. 島野菜*田芋(ターンム)で大人な生チョコくるみ入り♪レシピ動画【沖縄料理研究家レシピ】

  3. 島野菜シマナー(からしな)で*ご飯が進むお惣菜レシピ動画♪

ピックアップコラム

  1. つらい冷え性と血行不良に効果的な食材・食事方法【薬剤師コラム】

  2. アスリート・スポーツ選手・スポーツをする方向けの食事・栄養素【管理栄養士コラム】

  3. 【腸活コラム】赤ちゃんの腸のベースをつくる4つのポイント