春を告げる、「ふきのとう(蕗の薹)」。2月頃から出回り始めますが、ご飯メニューにしてもとても美味しくいただけます。

今回ご紹介するのは、その鮮烈な香りをいかしたやさしい味わいの混ぜご飯アク抜きしてから白だしにひたしておくだけですが、相性の良いたけのこと一緒に混ぜ込むと、シンプルながらも最高に美味しい春のごちそうご飯ができあがります。

甘くない炒り卵も加えれば、食べごたえもしっかり。ほのかな苦みと春の香りが、食欲をそそります。

材料(3~4人分)

材料
分量
温かいご飯
2合分
ふきのとう
約10個(50g)
たけのこ(水煮)
50g
1個
適宜
A. 水
300ml
A.白だし
大さじ4と1/2

手順一覧

1

ふきのとうは黒ずんだ根元を切り落とし、汚れた部分があれば取り除いて半分に切る。塩少々(分量外)を入れた熱湯で2分ほど茹でてすぐに冷水に取り、何度か水を替えながら、苦みが程よく抜けるまで(15分~ひと晩)水にさらしてアク抜きする。

2

たけのこ(水煮)は、食べやすく薄切りにする。

3

水気をよくしぼった「ふきのとう」と「たけのこ」をそれぞれ別々の容器に入れ、混ぜ合わせたA.をひたひたに注ぐ。そのまま30分ほど置いて味をなじませる。

4

ふきのとうの水気をしぼってみじん切りにし、たけのことともに温かいご飯に混ぜ込む。味をみて、塩気が足りなければ塩を振る。

5

卵に塩少々(分量外)を混ぜて、油少々(分量外)を引いたフライパンで炒り卵を作る。それを4.の上に散らす。

ポイント

●ふきのとうは、露地もの、栽培ものなど、ものによってえぐみやアクの強さが異なります。アクが強い場合は、長めに水にさらすようにします。

●ふきのとうの風味をいかすために、味つけは白だしのみです。塩気が足りない場合は、軽くご飯に塩をして混ぜ込んでください。

【豆知識:「寿司桶」や「おひつ」に入れるだけでふっくら美味しく♪】
ご飯が「寿司桶」や「おひつ」に入っていると、『和』な見た目からつい嬉しくなりますが、実は「寿司桶」や「おひつ」にご飯を入れることで、ご飯を美味しく保つことができると言われています。
ご飯の余分な水分を木材が吸収し適度な温度に冷ましてくれ、またご飯が乾燥気味になると、木材が湿気を放出することでご飯のパサつきを防いでくれるようです。
家族や大勢で食事をする際にも大活躍の「寿司桶」や「おひつ」、ぜひ取り入れたいですね♪

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