今回は、チアシードの食物繊維、きなこの大豆イソフラボンと合わせたドリンクです。
女性には嬉しい組み合わせですね。ホットで飲むことで、アーモンドの香りを楽しみながら、一息つきたいときにおススメです。
アーモンドミルクは濃厚な味で、牛乳などが入っているイメージですが、原材料は、アーモンドと水からなる植物性飲料です。作り方もシンプルで、「アーモンドを水に漬け皮を剥いて水とミキサーで撹拌し、漉して絞った液」がアーモンドミルク。そのため、アーモンドの栄養素が豊富に含まれています。
アーモンドミルクの主な栄養素は、ビタミンE、オレイン酸、食物繊維、カルシウム、など。
特に、ビタミンE(α₋トコフェロール)が豊富。ビタミンEの1日分目安量は、成人男性6.5㎎/成人女性6.0㎎(※1)です。メーカーによって異なりますが、コップ1杯程度で1日分のビタミンEを摂取できます。
ビタミンEの主な働きは、有害物質の生成を防ぎ抗酸化作用があるので老化防止や動脈硬化など生活習慣病の予防効果、毛細血管を広げ血行をよくする働きがあり、冷え性や肩こりにも効果が期待されています。
その他栄養素は、体内でも合成され、善玉コレステロールを下げずに悪玉コレステロールを下げる効果があるオレイン酸、腸内環境を整える食物繊維、骨や歯を作るのに必要なカルシウムを含みます。
(※1)厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版) 参照
アーモンドミルクはお肌にも嬉しい栄養素を含みますが、過剰摂取は脂質の摂りすぎなどに繋がることもあるので、適量を取り入れてみてくださいね。
【栄養コメント監修:沖縄料理研究家・管理栄養士 宮澤かおるさん】