郷土・地域別

白えび素干だしのそうめん(しろえびすぼしだし)*郷土料理<富山県レシピ>

地域
富山県内全域
主な食材
素麺、シロエビ素干し

富山湾の宝石といわれるシロエビ
今でこそ刺身や寿司、かき揚げなどいろいろな調理法で食べられていますが、出汁として使うのが昔から変わらない活用法です。
生のシロエビで出汁をとることもありますが、素干しにすることで長期保存ができ、シロエビの旬である夏以外でも使用可能になるので、冬にはうどんのつゆなどにもおすすめです。

素麺にも富山を代表するものがあり、それが砺波大門地区の「大門素麺」
清流庄川の水で何度もこね上げた麺は、冬の寒さと山から吹く寒風の中にさらして乾燥することで、コシが強くなめらか、そしてよく締まった素麺となります。
細く長い麺をくるくる丸めて包装する独特な見た目も特徴的で、まるまげ素麺とも呼ばれており、今回ご紹介するシロエビの旨みが凝縮したつゆで味わう喉越しのいい「大門素麺」は特に格別な味わいです。

富山の夏に欠かせない料理となっている白えび素干だしのそうめん。
ぜひお試しくださいね。

材料(4人分)

材料
分量
そうめん(推奨:大門そうめん)
250g
【白エビ素干しだしのつゆ】白エビ素干し
200g
【白エビ素干しだしのつゆ】乾燥昆布
10cm
【白エビ素干しだしのつゆ】水
400ml
【白エビ素干しだしのつゆ】砂糖
20g
【白エビ素干しだしのつゆ】醤油
40ml
【白エビのあめ炊き】白エビのだしがら
150g
【白エビのあめ炊き】砂糖
大さじ2
【白エビのあめ炊き】醤油
大さじ2
しょうが
40g
青ねぎ
40g

手順一覧

1

白エビ素干しはサッと洗い、水気を切る。

2

鍋に1と昆布を入れ、沸騰直前に取る。
10分程度煮だして砂糖、醤油を入れて味を調えて冷ます。

3

だしがらのエビを鍋に入れて砂糖、醤油を入れて炒りつけて煮つめ、あめ炊きにする。

4

しょうがはすりおろし、青ネギは小口切りにする。

5

たっぷりの湯(分量外)を沸騰させて、そうめんを半分に割って入れて茹でる。
途中差し水をしつつ、少し硬めに茹でる。

6

そうめんをザルにあげて、流水で泡が出なくなるまでよくもみ洗いし、水気をきる。

7

そうめんに4を添えて、3のつゆでいただく。

※レシピは地域・家庭によって違いがあります。
出典:うちの郷土料理[農林水産省]より(株)インフィニティラボ作成

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