五感別

たっぷりきのこと焼きねぎの欧風味噌汁♪少なめ味噌でもOK【料理/食文化研究家レシピ】

調理時間
15分

空気の中にも秋の気配が感じられるようになってくる季節。そろそろきのこ類も手頃な値段で美味しいものが出てきますよね。

今回ご紹介するのは、きのこの旨みと焼いたねぎの香りが食欲をそそる塩分控えめなお味噌汁

欧風料理の手法をとり入れながら、きのことねぎの旨み・甘みを存分に引き出して作るので、お味噌は通常の味噌汁の半分以下の量でも食欲をそそる味わいに仕上がります。

きのこは酒で炒りつけることで、クセを取りつつ旨みを凝縮させて。オイルでこんがりと焼いたねぎからは、奥深い風味ととろける甘みを。仕上げに加える少量の粉チーズでさらに複雑な味わいが加わりますよ。

食材ひとつひとつを引き立たせながら作るお味噌汁は、夏の暑さに疲れた体にもほっとする美味しさを届けてくれるはず。季節の変わり目にも嬉しい一品、ぜひご賞味ください♪

材料(3人分)

材料
分量
しめじ
1/3袋(60g)
えのきたけ
1/4袋(50g)
長ねぎ(白い部分)
1/2本
オリーブオイル
小さじ1/2強
小さじ2
だし汁
500ml
味噌
小さじ2~大さじ1
粉チーズ
適量

手順一覧

1

長ねぎは2~3cm長さに切る。
しめじは、石突きを切り落として食べやすく小房に分ける。
えのきたけも石突きを切り落とし、長さを3等分に切る。

2

鍋にオリーブオイルを熱して、長ねぎを焼く。中火でこんがり焼き色がつくまで焼いたら一旦取り出す。

3

同じ鍋にしめじとえのきたけを入れて酒を振り、中火できのこの水分が出るように炒りつける。さらに薄く焼き色がつくまで、時折混ぜながら加熱する。

4

3.にだし汁と長ねぎを入れ、弱めの中火(汁面がわずかに揺れる程度)で、長ねぎが好みのやわらかさになるまで5~10分煮る。

5

火を止めて味噌を溶き入れ、椀に注ぐ。粉チーズをお好みの量ふったら出来上がり♪

ポイント

●きのこはあまり触らずに、一旦水分を引き出して少し色づく程度まで炒りつけると味が濃くなります。長ねぎも、オイルで焼くことでコクが増し、その後煮てもまろやかで深い味わいに仕上がります。

●だし汁を注いで長ねぎを戻し入れたら、弱めの火加減でゆっくりと煮ると野菜の旨みが汁にもしっかり溶け出します。味噌を溶き入れる時は、風味が飛んでしまわないよう火を止めておくと安心です。

– PRが含まれています-

おすすめ!?レシピ

  1. 重ね煮で♪里芋と椎茸の煮物*骨を強くする取り分け離乳食・幼児食レシピ

  2. ワンボウルペペロンチーノ*非常食・一人暮らしの方にも【みんなのレシピ】

  3. ピーマン&ちくわ&じゃがいものオイスターきんぴら♪【料理/食文化研究家レシピ】

  4. 青パパイヤの柚子和え*常備菜にも【沖縄料理研究家レシピ】

  5. 島ニンジンの万能ドレッシングレシピ*サラダやカルパッチョにも♪

♬レシピ動画♬

  1. 島野菜フーチバー(ニシヨモギ)の万能ジェノベーゼソース♪レシピ動画♪

  2. 万能簡単レモンオイル*レモンの皮活用でサステナブルレシピ動画

  3. 島野菜*田芋(ターンム)で大人な生チョコくるみ入り♪レシピ動画【沖縄料理研究家レシピ】

ピックアップコラム

  1. 乾燥肌の予防と対策・必要な栄養素とは?【薬剤師コラム】

  2. フルーツで感じる季節・ヨーロッパの四季【料理/食文化研究家コラム】

  3. つらい冷え性と血行不良に効果的な食材・食事方法【薬剤師コラム】