ナーベーラーとはヘチマ、ンブシーとは野菜と豚肉や豆腐を味噌味で煮込んだものを意味した沖縄家庭料理の一つです。
ヘチマの水分が多いため、煮込むととろけるような食感になり、豚肉と鰹だしの旨みを味える一品となります。

旬は7月から10月のナーベーラー(ヘチマ)。
沖縄県外では、小学生の理科でヘチマを育て、タワシにするイメージがありますが、沖縄では若い実を食用とし、昔から親しまれている夏野菜です。

ナーベーラー(ヘチマ)の主な栄養素は、余分な塩分(ナトリウム)を体外に排出するカリウム、酸素を運ぶ赤血球をつくり貧血を予防する葉酸。
豚肉には糖質をエネルギーに変え疲労回復を助けるビタミンB1が含まれています。

本来のレシピは、豚バラ肉(塊)を茹でて作りますが、今回はご家庭で作りやすいように、豚こま切れ肉を使用したレシピをご紹介します。
ナーベーラー(ヘチマ)が手に入ったら、ぜひ作ってみてくださいね♪

1人分の栄養価:エネルギー250kcal、たんぱく質18.4g、脂質14.7g、炭水化物12.5g、食物繊維2.3g、塩分相当量1.1g

材料(2人分)

材料
分量
ナーベーラー
1本
島豆腐
200g
豚こま肉
80g
少々
大さじ1
A.かつおだし
大さじ2
A.白味噌
大さじ1
かつお節
大さじ1

手順一覧

1

ナーベーラーはピーラーで皮をむき、1センチ幅の輪切りにして、ボールに入れ水にさらしアクをとり、水気を切る。

2

豚肉は塩で下味をつける。

3

フライパンに油を入れて熱し、2.を加え炒め、お肉の色が変わったら、1.を加えて炒める。

4

全体に火が通ったら、島豆腐を手で一口大に切りながら加え、さらにA.を加え、時々全体を混ぜながら水分がある程度なくなるまで弱火で煮る。

5

器に盛り、鰹節をかけて出来上がり♪

ポイント

★島豆腐は木綿豆腐でも代用可能です。
★Aの調味料は、あらかじめ溶かしておきましょう。
★かつおだしは、顆粒を使用する場合「水大さじ2、顆粒かつおだし小さじ1/2」で代用し、味噌の量を調整しましょう。
★使用する味噌によって、味が異なります。味見をして調整してみてくださいね♪

栄養価計算表

ナーベーラーンブシー栄養価計算表

ナーベーラーレシピ

ナーベーラーレシピは、以下もご覧ください♪参考になりますように!

– PRが含まれています-

おすすめ!?レシピ

  1. ピスタチオとアボカドのラムレーズンムース♡【料理/食文化研究家レシピ】

  2. 揚げ豆腐×紅しょうがでメインの一品♪減塩レシピ【管理栄養士レシピ】

  3. フーロー豆のスタミナ漬け〈沖縄県レシピ〉

  4. 沖縄伝統菓子チンビン(黒砂糖入りクレープ)冷めても◎糖質30%OFF【沖縄料理研究家レシピ】

  5. 鮭の甘酢あんかけ【管理栄養士レシピ】

♬レシピ動画♬

  1. 島野菜シマナー(からしな)で*ご飯が進むお惣菜レシピ動画♪

  2. 島かぼちゃの簡単ムース♪材料3つ島野菜スイーツレシピ動画

  3. 島野菜フーチバー(ニシヨモギ)の万能ジェノベーゼソース♪レシピ動画♪

ピックアップコラム

  1. フルーツで感じる季節・ヨーロッパの四季【料理/食文化研究家コラム】

  2. 【腸活コラム】赤ちゃんの腸のベースをつくる4つのポイント

  3. 【腸活コラム】子供の便秘の理由と改善方法~子どもの便秘が増加中?!~