体調別

トマト&卵の夏薬膳スープ♪寝苦しい夜に安眠をサポート【国際薬膳師レシピ】

調理時間
8分
薬膳食材
トマト、卵、小麦

海の水面がキラキラ眩き、山の木々の深緑が青空に映える夏は、自然の豊かさを満喫できる季節ですね。

その夏をたっぷり楽しむためにも、良い睡眠と夏のカラダにあった食事が大切です。
夏の体調を整え、安眠をサポートしてくれる「トマトと卵の夏薬膳スープ」をご紹介します。

薬膳スープというと、漢方につかうような素材や苦いものを使うのかと思われがちですが、スーパーにある食材で簡単に作ることができます。

今回選んだのは、カラダの熱を冷まして渇きを潤す「トマト」、カラダを潤す「卵」、寝苦しい夜にもおすすめの「小麦(ワンタンの皮)」をつかいます。

すぐに火が通る食材ばかりなので、さっと作ったり、食事に一品プラスしたり、お子さんにも食べやすい簡単レシピです。

食欲がないときもワンタンの皮がつるんと食べやすく、冷ましても美味しくいただけるので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(4人分)

材料
分量
トマト
1個(約120g)
2個
ワンタンの皮
お好みの量
600cc
鶏ガラスープの素
小さじ3
塩こしょう
適量
ごま油
大さじ1

手順一覧

1

トマトは一口大に切る

2

卵をボールに割り入れ、溶きほぐす。

3

ワンタンの皮を縦に1/4の大きさに切る。

4

水を鍋に入れて火にかけ、沸騰したら、鶏がらスープの素・トマトを入れて弱~中火にかける。

5

ごま油を鍋に入れた後、ワンタンの皮を入れる。

6

火が通ったら塩こしょうで味を調え、2.の卵を流し入れ、フタをして30秒~1分後に火を止めて蒸らして完成。

ポイント

● ワンタンの皮がくっつかないように、ごま油を入れてください。
● ワンタンの皮はまとめて鍋に入れると固まってしまうため、一枚ずつバラバラに入れてください。
● 鶏がらスープの素はメーカーによって塩味が異なるので、それぞれのメーカーが推奨しているスープの分量を参考にしたり、最後の塩胡椒で調整してください。

薬膳メモ

六味(食材自体がもつ味)・五気(食材がもつ性質)・帰経(食材が働きかける臓腑)

■トマト  <甘、酸・微寒・肝、脾、胃>
⇒カラダの熱を取り、渇きを止めて、水分を補う
■卵(卵黄) <甘・平・肺、心、脾、肝、腎>
卵(卵白) <甘・涼・肺、心、脾、肝、腎>
⇒カラダに潤いをもたらし、精神を安定させる
■小麦 <甘・涼(微寒)・心、脾、腎>
⇒カラダの熱を取り、精神を安定させる

ご参考:夏薬膳レシピ

他の夏薬膳レシピについては、以下もご覧ください☆

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