体調別

秋の薬膳スイーツ♪白キクラゲの簡単美肌潤いデザート【国際薬膳師レシピ】

調理時間
80分(戻し時間含まず)

秋になるとお肌のカサカサや、お顔の小じわが気になることありませんか?
これは秋特有の乾燥が原因かもしれません!

秋になると乾燥が強くなり、カラダもその影響で乾燥しやすくなります。
そこで活躍する食材のひとつが白キクラゲです。

中華料理やアジア料理でよく使われるキクラゲは、炒め物やスープなどに活躍しますが、今回はデザートレシピのご紹介です。

日本ではキクラゲというと黒キクラゲが多いなか、白キクラゲは美肌素材としても注目の薬膳素材で、「銀耳」と呼ばれ漢方薬にもつかわれます

このスイーツは秋の乾燥をカラダのなかから潤してくれる、秋の定番薬膳レシピです。
中国や台湾ではご家庭でもつくられ、台湾スイーツ店でも高い人気を博します。

クコの実となつめの自然な甘みも加わりさっぱりいただくことができ、食べた翌日のぷるっとしたお肌が楽しみになる秋におすすめの薬膳スイーツです♪

材料(4人分)

材料
分量
乾燥白キクラゲ
5g
乾燥クコの実
5g
乾燥なつめ
5g
氷砂糖
5g
4カップ

手順一覧

1

白キクラゲを水でもどす。

2

もどした白キクラゲを洗い汚れを落とし、根の部分を切り落として食べやすい大きさに切る。

3

鍋に水と白キクラゲをいれて火にかけ、沸騰したら白キクラゲを1時間ほど柔らかくなるまで弱火~中火で煮込む。

4

白キクラゲが柔らかくなったら、クコの実、なつめ、氷砂糖を加え、さらに10分煮込んで完成。

ポイント

■甘みを出すときに使われる砂糖、黒砂糖、はちみつ、氷砂糖などはそれぞれ薬膳では異なる働きがあります。
今回はカラダに潤いをもたらしてくれる働きのある氷砂糖をつかいました。
氷砂糖がない場合は、はちみつもおすすめです。
■温かいまま食べても良いですが、1日冷蔵庫で冷やして味をなじませてから食べるのもおすすめです。

◇薬膳メモ
<六味(食材自体がもつ味)・五気(食材がもつ性質)・帰経(食材が働きかける臓腑)>
白キクラゲ<・淡・平・肺・・腎>
⇒肺を潤し、陰を補う
クコの実 <・平・肝・・肺>
⇒陰を補い、肺を潤す
なつめ    <・温・脾・胃・心>
⇒気を補い、血を養い、津を生む
氷砂糖   <・平・・脾>
⇒肺を潤し、カラダに良い水分をもたらす

秋の薬膳レシピ

秋の薬膳レシピはこちらもどうぞ♪簡単ヘルシーな薬膳料理でみなさまが秋を元気に過ごせますように!


– PRが含まれています-

おすすめ!?レシピ

  1. 鶏むね肉のレンジ八幡巻き*お正月や作り置きおかずにも【料理/食文化研究家レシピ】

  2. 南国マンゴーのソイジェラート♡溶けにくくて絶品♪【沖縄料理研究家レシピ】

  3. 胡麻のつけだれレシピ*もずくやつけ麺にぴったり♪

  4. 炊飯器チャーシューレシピ♪簡単しっとりやわらか【管理栄養士レシピ】

  5. 鳥もつ煮(とりもつに)*郷土料理<山梨県レシピ>

♬レシピ動画♬

  1. 島野菜フーチバー(ニシヨモギ)の万能ジェノベーゼソース♪レシピ動画♪

  2. モリンガパウダーの米粉フィナンシェレシピ動画*贈り物にも♪

  3. 島野菜カンダバー(八重山カズラ)と大豆ミートのパスタレシピ動画♪

ピックアップコラム

  1. 琉球菓子の魅力・種類-現代の沖縄に伝わる-【沖縄料理研究家コラム】

  2. シークヮーサーの魅力と栄養・効能

  3. 『拒食症-摂食障害』ー栄養カウンセリング・食の悩み相談事例【薬剤師コラム】