調理時間
40分
主な栄養素
ビタミン、カリウム

外の気候にあわせてご家庭で冷暖房を使う方も多いと思いますが、冷暖房の使い方によっては、手や足の末端から冷えてしまい冷え症になることも。

体温が低いと、免疫細胞の働きが悪くなり、免疫力低下にもつながります。
今回は、鶏肉と干し椎茸の旨味をたっぷり含んだ身体を温めるスープをご紹介します。

・冬瓜の主な栄養素は、むくみ予防や高血圧症予防のカリウム、風邪予防やストレス時に必要なビタミンC、貧血予防の葉酸。
・手羽先の主な栄養素は、たんぱく質の再合成にかかわり、筋肉や身体を作るビタミンB6。
・干し椎茸の主な栄養素は、腸内環境を整え、免疫力を高める食物繊維、神経伝達物質にかかわり、骨の成形かかせないビタミンD。
・にんにくや生姜は、身体を温め免疫力を高める助ける働きがあります。

手羽先は、骨から身がホロホロと取れ、柔らかい!冬瓜は、鶏肉と干し椎茸のうま味をたっぷり含んでいるのでジューシーな味わいです。栄養素を丸ごと摂取でき、風邪のひきはじめにもおススメな1品ですよ♪

(1食分の栄養価:エネルギー227kcal たんぱく質17.3g 脂質13.5g 炭水化物15g 食物繊維7.3g 食塩相当量1.6g)
冬瓜と手羽先の身体に優しいスープ栄養価計算表

材料(2人分)

材料
分量
冬瓜
1/4個(400g)
手羽先
4本
干し椎茸
6枚
生姜
1かけ
にんにく
2かけ
水(干し椎茸の戻し汁と合わせて)
800ml
A.塩
小さじ1/2
A.薄口醤油
小さじ1/2
粗びき黒胡椒(お好みで)
少々
細ネギ(小口切り)
2本分

手順一覧

1

干し椎茸は、水で戻し、一口大に切る。(戻し汁は使用するのでとっておく)

2

冬瓜は、皮をピーラー等でむいて種を取り除き、一口大に切る。

3

にんにくは皮と芽の部分を取り除き、半分に切る。生姜は皮をむき、大きめにスライスする。

4

鍋に手羽先、1、2、3、水を加え強火で加熱する。沸騰したら中火にし、丁寧にアクを取り除き、A.を加えて20~30分煮込む。

5

器に盛り、お好みで黒胡椒や細ねぎを散らして出来上がり♪

ポイント

★圧力鍋がある方は、ぜひ圧力鍋をご使用ください。煮る時間は10分で時短に♪
★手羽先は骨付きなのでお子様など食べづらい場合は、煮た後、骨を取り外して盛り付けるのもおススメですよ♪
★汁の蒸発により多少出来上がりの水分量が異なります。味見をして、足りない場合は塩を少々プラスして調節してみてくださいね。

ミニコラム

『冷えの原因とは!?この時期に取り入れたい食事』
梅雨時期で、湿度が高く、暑いと感じるのに、手や足先が冷たいことはありますか。
冷え症は、運動不足や同じ姿勢でいることでも起こりますが、自律神経の乱れも原因のひとつといわれています。

この自律神経の乱れは、ストレスや更年期障害、さらに、この時期は冷房により外気温と室内の温度差がありすぎるため、体温調節機能がお疲れ気味になり自律神経の働きに影響が出てしまうのです。

冷え予防に出来る対策としては、運動や入浴ですが、毎日の食事で身体を温めるのもおススメですよ。身体を温める食材は、生姜・にんにく・とうがらしなどです。暑い日は冷やし中華のような冷たいものが食べたくなりますが、身体を温める食材、温かい食べ物やスープなどを取り入れ冷えを予防して元気に過ごしましょう。

島野菜コラム

夏の時期や通年手に入る島野菜については、こちらのコラムもどうぞご覧ください♪栄養素や保存方法、レシピ等ご紹介しています!

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