郷土・地域別

蕨餅(わらびもち)*郷土料理<奈良県レシピ>

地域
奈良県内全域
主な食材
本蕨粉、砂糖、水

蕨粉に水や砂糖を加えて加熱しながら混ぜ、冷やして固めた和菓子『蕨餅(わらびもち)』
特に奈良は蕨粉の名産地であった事から、奈良の名物となっています。

時期を問わず、年間を通して主におやつとして食べられていますが、特に春から夏にかけてよく食べられています。
蕨餅の歴史としては、宝永6年(1709年)の東大寺大仏殿の落慶法要にお参りした人の参詣記「寧楽土産」に、「八幡前には蕨餅の茶屋あまたたてにけり」との記載があり、その頃から「蕨餅」が名物であったことがうかがえます。

蕨粉は、ワラビの根に含まれるデンプンからつくられており、製造に手間がかかり、取れる量もとても少ないため非常に希少価値の高いものとなっています。
そのため本蕨粉を使った「蕨餅」はとても貴重で高級和菓子店でも食べられるところは少ないとのこと。
(市販の「蕨餅」は、さつまいもやタピオカ、葛等から取れるデンプンを使用してつくられることが多い。)

このように大変貴重な蕨粉。
手に入るようであれば、ぜひ本格的な蕨餅を作ってみてくださいね。

材料(4人分)

材料
分量
蕨粉
80g
240g
砂糖入りきな粉
適量
グラニュー糖
128g
水あめ
32g
黒蜜
適量

手順一覧

1

蕨粉、グラニュー糖を混ぜあわせ、水を少量ずつ加えながら溶き混ぜる。

2

1をふるいで漉し、鍋に入れ火にかける。
弱火で底から焦げないように混ぜる。

3

ひとかたまりになったら、透明感がでるまで8分程度蒸す。

4

再度鍋に移し入れ、水あめを加え弱火にて混ぜ合わせ、蕨餅特有のこしを出し練り上げる。

5

練りあがったらボウルに入れておいた冷水につけ粗熱をとる。

6

器に移し、きな粉か黒蜜を好みでかける。

レシピ: 株式会社吉方庵
出典:うちの郷土料理[農林水産省]より(株)インフィニティラボ作成

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