五感別

しっとり鶏むねローストチキンのにんじんグリル添え【料理/食文化研究家レシピ】

春はにんじんの美味しくなる季節。ふつうのにんじんよりも甘くてやわらかく、みずみずしさのある春にんじん(新にんじん)は、素材の美味しさをそのまま楽しみたい旬の食材です。

今回はそんな春にんじんを、しっとりやわかな鶏むね肉のローストチキンと一緒にたっぷりといただくレシピ。調味料とオイルをもみ込んで焼くだけなので簡単に作れますが、ジューシーなチキンと春にんじんの甘みがたまらない美味しさです。

そのままいただくのはもちろん、パンなどにはさんでサンドイッチにしたり、パスタなどの具材にするのもおすすめ。良質なたんぱく質とビタミンをたっぷりいただける、これからの季節にぴったりのひと皿です。

材料(4~6人分)

材料
分量
鶏むね肉
2枚(660g)
(春)にんじん
2~3本(230g)
A.きび糖
小さじ1と1/2
A.白ワインまたは酒
小さじ1と1/2
B.オリーブオイル
小さじ2
B.ハーブソルト
小さじ1/2
B.おろしにんにくまたはガーリックパウダー
小さじ1/2
B.ブラックペッパー
少々
C.オリーブオイル
小さじ2
C.塩
少々
C.クミンパウダーまたはカレー粉
少々

手順一覧

1

鶏むね肉は厚みが均一になるように包丁で開き、全体を軽く叩いて2cmくらいの厚さに伸ばす。A.をもみ込んでからB.ももみ込み、室温に30分置く。

2

にんじんは皮つきのまま細長く切り、C.をまぶす。オーブンを200度に予熱する。

3

鶏むね肉の皮を伸ばして形を整え、クッキングシートを敷いた天板に並べる。
周りににんじんも並べ入れたら、200度のオーブンで20~25分ほど焼く。

4

3.を取り出してアルミホイルをふんわりかぶせ、そのまま10分ほど置いて肉汁を落ち着かせる。

5

鶏肉を食べやすく切り、天板に残った焼き汁をソースとしてまわしかけ、にんじんとともにいただく。

ポイント

●春にんじん以外のふつうのにんじんでもお作りいただけます。その場合、ご使用のオーブンによって焼き時間などを調節してください。

●加熱するとパサついてかたくなりやすい鶏むね肉は、あらかじめ保水力のある砂糖(きび糖)と酒をもみ込んでおくことでしっとりジューシーに仕上がります。

●そのままでも味がついていますが、ハニーマスタードなどを添えても美味しいです。

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