香川県の志々島、高見島、佐柳島など瀬戸内海の塩飽諸島に伝わる『島の茶粥』
瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島の一つ、志々島。周囲4kmの小さなこの志々島では、昔、朝食と言えば茶粥を食していました。また志々島と同様に田んぼがなく米を収穫できない塩飽の島々では、古くからこの茶粥を常食としており、今でも一部の島民に食べられています。
茶粥には、碁石茶の他にも高見島産のハブ茶やほうじ茶を使うこともあり、お茶の配合や入れる材料によって、各家庭の味があり、簡単につくることができさっと食べられることから漁師にも親しまれてきました。
年間を通して食べられている『島の茶粥』
香川県のおいしいお料理をぜひお召し上がりください。