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クーブイリチー(昆布の炒め煮)♪沖縄伝統料理【沖縄料理研究家レシピ】

沖縄の伝統料理の一つ、クーブイリチー。

クーブイリチーとは沖縄方言で、クーブとは昆布、イリチーとは炒め煮を意味し、昆布を豚肉などの具材と炒め、味が染みこむまで煮込んだ料理です。

縁起物食材の昆布は、ハレの日に食べられていましたが、最近では、家庭料理として親しまれています。
本来は豚バラ肉ブロックを使用しますが、今回はご家庭で作りやすい豚小間肉を使用したレシピをご紹介します。

昆布の主な栄養素は、身体の調子を整えるミネラルが多く、その中でも甲状腺ホルモンの成分やエネルギー代謝を促進する働きが期待できるヨウ素が含まれています。昆布は刻み昆布を利用すると便利ですよ♪

常備菜にもオススメな1品です。ぜひ作ってみてくださいね!

小鉢1皿分の栄養価:
エネルギー70kcal、たんぱく質4.3g、脂質2.8g、炭水化物6.9g、食物繊維2g、食塩相当量1.6g

材料(小鉢6皿分)

材料
分量
刻み昆布(乾)
30g
大さじ1
豚こま肉
80g
【A】醤油
大さじ1
【A】酒
大さじ1
【A】砂糖
大さじ1/2
かつおだし
2カップ
【B】醤油
大さじ1
【B】みりん
大さじ1/2
さつま揚げ(薄い丸形タイプ3枚)
60g

手順一覧

1

昆布はボールにいれ2~3回洗い水につけ水戻し、水気をきっておく。

2

豚肉は大きい場合は、長さ3センチの細切りにする。

3

さつま揚げは長さ3センチの薄切りにする。

4

中くらいの鍋に油をしき中火で熱し、油が温まったら2を加え炒め、お肉の色が変わったら3と【A】を加える。
調味料がなじんだら、1を加え混ぜながら炒める。

5

全体的に油が回ったら、だしを半分量加え加熱する。
沸騰したら【B】を加え、落とし蓋をして約30分弱火煮る。
だし汁が少なくなったら、残りのだし汁を加え、昆布が柔らかくなったら出来上がり♪

ポイント

■乾燥刻み昆布は、生昆布を使用する場合は90gで代用可能です。
■火加減や昆布の種類により、出汁が足りない場合があります。
だし汁が足りない時は、その都度プラスしてください。
■昆布は早煮昆布を使用すると煮る時間が短縮できますよ♪

栄養価計算表

クーブイリチー(昆布の炒め煮)栄養価計算表

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