長野県埴科郡坂城町周辺に伝わる『おしぼりうどん』
辛味大根をすりおろして、おろしたての大根を絞った「おしぼり」と呼ばれるしぼり汁に味噌を溶かして薬味を加え、ゆでたてのうどんをつけて食べる郷土料理です。
だし汁ではなく大根のしぼり汁を使うのが特徴で、おしぼりうどんの「おしぼり」の由来にもなっています。
使われる大根は、坂城町の特産品の「ねずみ大根」。
びっくりするほど辛い大根ですが、しぼり汁にはまろやかな信州味噌を溶いて食べます。
刺激的な辛さの後からほのかな甘味を感じる奥深い味わいで、食べると汗が出るほど!
体が芯から温まり、その味わいを地元では「あまもっくら」と表現されます。
そんな長野県の美味しいお料理『おしぼりうどん』をぜひ「おあがりて!」(お召し上がりください)