調理時間
30分
主な栄養素
ビタミンB1、アリシン

沖縄のお正月は「豚正月」と言われるほど豚肉を食べる習慣があります。昔は貴重な食材で、お祝いなどハレの日だけのごちそうでした。今月は簡単で美味しい!豚肉料理をご紹介します。

豚肉の栄養素は、糖質の代謝や疲労回復・脳や神経を正常にする働きがあるビタミンBが豊富に含まれています。さらに、ビタミンB₁の吸収を高めるアリシンを多く含む長ねぎやにんにくと組み合わせました。これからが冬本番!一番寒い時期ですね。食事で疲労回復のビタミンを摂取しながら体調を整えましょう。

食欲アップ効果もあるカレーとチーズ味!さらに香辛料や香味野菜を使用して少ない塩分でも美味しく食べられるレシピです。夕食の1品にもおススメですよ。

(1人分栄養価:エネルギー287kcal たんぱく質20.9g 脂質17.1g 炭水化物8.5g 食物繊維2.4g 食塩相当量1.3g)

材料(2人分)

材料
分量
豚小間肉
100g
A.泡盛(又は酒)
大さじ1
A.塩麹
小さじ1
厚揚げ
1枚(150g)
B.塩
少々
長ネギ
1本
オリーブオイル
小さじ1
にんにく(すりおろし)
小さじ1
C.カレー粉
小さじ1/2~1
C.醤油
大さじ1/2
とろけるチーズ(ビザ用)
大さじ2~
黒胡椒(粗)
少々

手順一覧

1

豚小間肉はAで下味を付ける。

2

厚揚げは1口大に切り、Bで下味を付ける。

3

長ねぎは斜め切りにする。

4

フライパンに、オリーブオイル・にんにくを入れ弱火で火にかけ、香りが出たら中火にして1を加えて炒める。お肉に焼き色が付いたら、2・3を加え炒め、全体的に火が通ったらCで味をつけ火を止める。

5

耐熱皿に4を盛り、チーズと胡椒をかけ、トースターで加熱し、チーズが溶けたら出来上がり。

ポイント

*下味の泡盛は酒でも代用可能です
*にんにくはチューブでも可

ミニコラム

豚小間肉はどの部位?!
今回使用した豚肉は、豚小間肉です。豚小間肉は、価格も安く、切れているので使いやすい食材ですね。豚肉を加工する過程で出たお肉なので、色々な部位が混ざっています。油を控えている方は、脂身が少なく赤身が多いものを選ぶのがおススメ。赤身が多いお肉でも、今回のように酒や塩麹で下味を付けると、パサパサ感がなく食べやすくなりますよ。購入後、量が多い時は小分けにして密封袋にいれ、約2週間冷凍保存可能です。

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