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クリスマス市のホットワイン(グリューヴァイン、グリューワイン)【料理/食文化研究家レシピ】

一年で最も寒さの厳しい季節がやってきました。この時期、ヨーロッパでは温めたワインにフルーツやスパイスの風味を移したホットワインがよく飲まれます。

店によっても家庭によってもさまざまな味わいのものがあるホットワイン。ドイツではグリューヴァイン、フランスではヴァン・ショーなど呼び名もさまざまですが、特に各街の広場で開かれるクリスマス市で振る舞われるホットワインは、石畳の上で冷え切った体を芯から温めてくれる欠かすことのできない冬の楽しみです。

今回はそんなクリスマス市の定番・ホットワインを、ご家庭でも楽しめる本場のレシピでご紹介します。ポイントは、ワインを決して煮立たせず、じっくり時間をかけて香りを移すこと。華やかなフルーツと元気をくれるスパイスの味わい、意外と簡単にできるので、ぜひ今年のクリスマスにお楽しみください。

材料(2~3人分)

材料
分量
赤ワイン
500ml
オレンジ(皮ごと使うので可能であれば無農薬のもの。みかんでも代用可)
1/2個
シナモンスティック
1本
クローブ
2本
スターアニス
1個
砂糖(※褐色のもの)
大さじ1

手順一覧

1

オレンジは水平方向に薄切りにする。

2

しっかり蓋の閉まる鍋に1.と残りの材料すべてを入れて極弱火にかけ、蓋をして10分ほど、煮立つ直前まで加熱し、砂糖を混ぜ入れる。

3

鍋を火からおろし、蓋をしたまま1時間ほど置いて余熱でじっくり香りを移す。

4

飲む直前に極弱火で温め直し、カップに注ぐ。

ポイント

●赤ワインは辛口のものを使うとスパイスの香りがより引き立って美味しくできます。
●砂糖は、三温糖やきび糖、中ザラ糖など、茶色がかったものを使うとコクが出ます。
●煮立たすとワインのアルコール分が飛んでしまうため、決して煮立たせず、余熱でじっくり香りを移します。

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