沖縄の旬野菜【島ラッキョウ】と豚肉を使用した、疲労回復の最強コンビの栄養素を含む韓国海苔巻キンパをご紹介します。

豚肉の主な栄養価は、炭水化物をエネルギーに変換させ疲労回復の働きがあるビタミンB1、島ラッキョウの栄養素は、ビタミンB1の吸収を高めるアリシン、人参やほうれん草は、喉や皮膚の粘膜の健康を守るβ―カロテンが含まれています。
韓国海苔巻は、ごま油を多く使うので、材料の豚肉は脂質が少ないロース薄切り肉を使うと脂質を抑えられます

島ラッキョウとお肉は、少し濃い味付け、茹でほうれん草はそのまま使用するので、ちょうどよい味わい。栄養バランスもよく、食べごたえある海苔巻レシピです。
春のお出かけのお弁当や行事にもおススメですよ♪

(1人分の栄養価:カロリー330Kcal たんぱく質10.8g 脂質13.3g 炭水化物43.8g 食物繊維4.9g 食塩相当量2.1g)
島らっきょう入りキンパ栄養価計算表

材料(海苔巻2本:3人分)

材料
分量
ご飯
300g(茶碗2杯分)
A.ごま油
大さじ1
A.塩
小さじ1/3
A.白胡麻
大さじ2
海苔
2枚
島らっきょう
7本(60g)
豚ロース薄切り肉
80g
ごま油
小さじ1
B.キムチ
40g
B.醤油
小さじ1
B.オイスターソース
小さじ1
ほうれん草
4茎(60g)
人参(小)
1/2本(30g)
C.ごま油
小さじ1/6
C.塩
少々
お好みで:白胡麻、糸唐辛子
適量

手順一覧

1

ボールにご飯、A.を加え、混ぜ合わせ粗熱を取る。

2

ほうれん草は、塩(分量外)を加えた熱湯に、茎部分から入れ約3分茹で、水にさらし、キッチンペーパー等でしっかり水気を絞っておく。

3

島らっきょうは根の部分・薄い皮を取り除き、約3㎝長さの斜め切りにする。
豚肉は、一口大に切り、塩で下味を付ける。フライパンにごま油をひき、豚肉を加え炒め、お肉の色が変わったら、島らっきょうを加え炒める。全体に油が回ったら、B.を加え手早く炒め、器に取り出し粗熱を取る。

4

人参は細切りにし、C.で味を付けておく。

5

巻きすの上に海苔をひき、1.のご飯1/2量を手前2㎝、奥5㎝を除き薄く広げる。その上に、2→3→4の順で具1/2量を置き、手前の具を抑えながら巻きすを持ち上げるように一気に巻く。ラップで包み、なじませる。もう1本も同様に巻く。

6

食べる直前に食べやすい長さに切り、器に盛り、お好みで白胡麻・糸唐辛子を飾って出来上がり♪

ポイント

★島ラッキョウは、黄緑色の茎部分も食べられます
★キムチが大きい場合は一口大に切りましょう。
★海苔巻きを切る際は、ラップを取り、清潔な濡れ布巾で、包丁をその都度拭きながら切ると、断面がきれいに切れます

ミニコラム

『島ラッキョウの美味しい食べ方』

沖縄の名物【島ラッキョウ】は、お酒に合う!と観光客からも人気の島野菜。

ピリッと辛みがあるので、塩漬けにするのが1番素材を味わう食べ方です。天ぷらや揚げ物、炒め物など加熱した調理法にすると、辛みが抑えられ、辛みが苦手な方や、お子さんにもおススメですよ。今が旬の島ラッキョウ 見つけたら是非お試しください♪

島らっきょうについての歴史等詳しく知りたい方は、以下もご覧ください!
沖縄伝統島野菜【島らっきょう】は琉球王国時代から食べられていた!?|沖縄料理研究家 宮澤かおる|note

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