今回のレシピは、沖縄県農林水産物総合情報発信事業【くゎっちーおきなわ】より『ンスナバー(ふだん草)』を使ったふだん草の白和えレシピをご紹介します☆
『ンスナバー(ふだん草)』
ふだん草は、原産国は南ヨーロッパで、シチリア島では紀元前から栽培されていたといわれています。日本へは中国を経て明治時代に伝えられました。次々と葉が絶えることなく出てくるので、“不断草”と呼ばれるようになったとか。暑さと乾燥に強くよく繁殖するので、沖縄では終戦後、野菜が少なかった時期によく食べられていたそうです。
うちわのように肉厚で、中央の太い大きな葉脈が特徴です。葉は柔く、茎はシャキシャキとした食感が楽しめます。ただし、アクが強いため下茹でを必ずしたほうがよいでしょう。
■栄養成分の特徴■(可食部100g当たり)
ビタミンA(3700.0μg)やビタミンB2群、ビタミンC(19.0mg)などビタミン類、カリウム、カルシウム(75.0mg)、鉄分(3.6mg)といったミネラル分も豊富です。
■選び方・保存法のポイント■
葉はいきいきとした肉厚のものを選びましょう。小ぶりのものが柔らかくておいしいようです。保存は新聞紙などで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫へ。なるべく立てたまま保存しましょう。
ふだん草の白和えレシピ!是非、ご賞味くださいね☆「うさがみそーれ!」(沖縄方言:お召し上がりください)