調理時間
30分
主な栄養素
ビタミン、ミネラル

沖縄郷土料理のひとつに、アーサの香りを楽しむアーサ汁があります。
沖縄特産物のアーサは、磯の香りが強いのが特徴で、全国的に出回っているアオサと見た目は似ていますが、分類上異なります。種名は『ヒトエグサ』です。
生アーサの旬は、1月から4月で沖縄県内では出回っていますが、県外ではなかなか食べられない貴重な食材です。今回は、手に入りやすい乾燥タイプを使用して、エビのぷりぷり食感も楽しめる食べ応えあるレシピをご紹介します。

アーサの主な栄養素は、腸内環境を整える食物繊維、身体の機能調整をするミネラル、さらに、体内でビタミンAに変換されるβ―カロテンが豊富で、皮膚や粘膜の健康を保ち美肌や病気予防の働きがあります。

また、豚肉に含まれるビタミンB₁は、糖質代謝の補酵素となり疲労回復を助ける働きがあります。ビタミンB₁は、水に溶けやすい水溶性ビタミンなので、スープに溶けだし、栄養素を逃がさずに摂取できるレシピですよ。お疲れ気味の時にもオススメです。

アーサが手に入ったら作ってみてくださいね♪

栄養価計算

一人分の栄養価:エネルギー150Kcal たんぱく質14.1g 脂質10g 炭水化物3g 食物繊維0.6g 食塩相当量1.7g
栄養価計算表

材料(3~4人分)

材料
分量
アーサ(乾)
5g
豚ひき肉
200g
むきエビ
100g
A.醤油
小さじ1
A.塩
小さじ1/3
A.ごま油
小さじ1
A.生姜すりおろし
小さじ1/2
A.片栗粉
大さじ1
かつお出汁
650ml
B.塩
小さじ1/2
B.薄口しょうゆ
小さじ1/2
B.生姜の搾り汁
小さじ1/2

手順一覧

1

ボールに水(分量外)とアーサを入れ、約5分戻し、軽く水をきります。

2

むきエビは背ワタを取り除き約1㎝長さに切る。

3

ボールに豚ひき肉・Aを加え粘り気がでるまで混ぜ、1.のアーサ1/2量と2.のエビを加えよく混ぜ合わせる。

4

鍋に出汁を入れ加熱し、沸騰したら中火にして3.を団子状にしながら落とし入れる。再沸騰したらアクを取り除き、Bを加えて沸騰が続く程度の弱火にして約10分加熱し、1.のアーサ(残り)を加え、軽く温めたら火を止める。

5

器に盛って出来上がり♪

ポイント

★アーサは加熱しすぎると変色します。色鮮やかに仕上げる場合は、最後に入れ加熱しすぎないようにしましょう。
★エビ団子を作る時は、両手で丸める又は、スプーン2本を使用して落とすように入れてもOK。

アーサについて、栄養素や美味しい食べ方等については、以下もご覧いただけますと幸いです♪
沖縄特産品アーサの美味しい食べ方とは!?|沖縄料理研究家 宮澤かおる|note

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