体調別

豚肉と大根のうま煮*フライパンで時短♪【管理栄養士レシピ】

調理時間
20分
主な栄養素
ビタミンB1、カリウム

沖縄は豚正月 【豚肉料理特集】 No.2
沖縄家庭料理の定番「ソーキ汁」をベースにアレンジしたレシピ、「時短で簡単♪うま味たっぷりな豚肉と大根の煮物」をご紹介します。

豚肉は、カレー用として売っている豚モモ肉ブロックを使用。豚モモ肉は、脂身が少ないので、下味を付けうま味を逃がさない調理法がおススメ。豚肉の主な栄養素は、糖質代謝を助け、疲労回復の働きがあるビタミンB₁が豊富に含まれています。
大根は、体外にナトリウムを排出し、高血圧予防のカリウムが豊富です。大根の煮物を作る時は、下茹ですることが多いですね。カリウムは、水に溶けやすい性質なので、下茹でする調理法ではカリウムが流失してしまいます。今回は、カリウムをそのまま摂取できる炒め煮の調理法。

ホカホカでほっこり♪寒くなる時期に食べたい1品です。

(1人分の栄養価:エネルギー126kcal たんぱく質11.4g 脂質6.3g 炭水化物5.6g 食塩相当量1.2g)
栄養価計算表

材料(小鉢4人分)

材料
分量
豚もも肉角切り(カレー用)
200g
少々
大根
1/2本
小さじ1
A.結び昆布(乾物)
8個~
A.かつお出汁
400ml
B.塩
小さじ1/2
B.醤油
小さじ1/2
わけぎ(小口切り)
小さじ1~

手順一覧

1

豚肉は塩で下味を付ける。

2

大根は皮をむき、約1㎝幅のいちょう切りにする。

3

フライパンで油を熱し、1.を入れて焼き、肉の色が変わったら2.を入れて、大根が半透明になったらA.を加え強火で熱する。
沸騰したらアクを取り、B.を加え、落し蓋をして弱火で約10分煮込む。

4

器に盛り付け、わけぎを散らして出来上がり。

ポイント

◆大根を炒める時は、半透明になるまで炒めるのがポイントです。時短でできる目安です。
◆結び昆布はそのまま使用できるタイプを使用。おでんや煮物に使用できるので便利ですよ。ない場合は、長昆布を一度水で戻し、結び、1個分に切って使用ください。
◆かつお出汁・塩・醤油は→水400ml・和風かつおだしの素小さじ2・醤油小さじ1/2でも代用可能です。メーカーによって味や塩分が違うので上記で足りない時は塩少々で調整してみてください。花鰹がパックに入った「かつおだしパック」なども売っているので、煮物や味噌汁などでも便利!手軽に出汁が出来ますよ。

ミニコラム

沖縄の豚料理の特徴とは!?

今月は、沖縄の豚正月にちなんで、豚肉料理をご紹介していますが、沖縄の豚肉料理には特徴があります。その特徴とは、塩分控えめでも、だしや食材の旨味成分を活かしている点です。今回のレシピも沖縄家庭利料理「ソーキ汁」のアレンジですが、調味料は塩と醤油とシンプルな味付け。昆布のうま味(グルタミン酸)、豚肉とかつお節のうま味(イノシン酸)がうま味の相乗効果によりコクがある味わいです。このように、素材の旨味を組み合わせた豚肉料理がたくさんあるのです。

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