強い陽射しと蒸し暑さに、なんとなく疲れが抜けにくいこの季節。
ビタミンたっぷりの夏野菜をおいしく焼いて、スタミナ満点の豚丼に仕立ててみませんか?

味付けには、バルサミコ酢を煮詰めた特製だれを使用。
甘酸っぱくてコク深い味わいが、夏野菜とも豚肉とも相性ぴったりです。あと味もさっぱりしているので、暑い日でも重たくなりすぎず、パクパクいただけます。

バルサミコ酢はぶどうから作られる発酵調味料で、ポリフェノールがたっぷり。
抗酸化作用が期待でき、栄養価も高いすぐれものです。
そこに疲労回復に役立つ豚肉を合わせれば、夏バテ気味の体もきっとよろこびます
脂身の多いバラ肉ではなく、赤身中心の部位を使うことで、満足感はそのままに、体にぐっとやさしい味わいに仕上がりますよ。

ごはんが進む甘辛だれと、焼いた夏野菜の旨み。食べごたえのある豚肉と季節の恵みをたっぷりのせて、思わずおかわりしたくなる夏野菜の豚丼、ぜひお試しください。

材料(2人分)

材料
分量
温かいご飯
2人前
豚ロース肉(しょうが焼き用)
200g
赤パプリカ
1/4個
黄パプリカ
1/4個
ズッキーニ
1/4本
にんにく
1かけ
大さじ1
醤油
大さじ2
小ねぎ、紅しょうが(お好みで)
各適量
【A】きび糖
大さじ2と1/2
【A】酒
大さじ2と1/2
【A】バルサミコ酢
大さじ2
【A】みりん
大さじ1

手順一覧

1

赤・黄パプリカは、ヘタと種を取って乱切りにする。ズッキーニは7mm厚さの輪切りにする。にんにくは芽を取って薄切りにする。

2

たれを作る。
小さめのフライパンか鍋に【A】を入れて中火にかける。煮立ったら3分ほど、
ぶくぶくと大きな泡が立って煮詰まるまで加熱する。火を止めて醤油を混ぜ入れる。

3

フライパンに油を熱してにんにくを炒め、香りが出たら野菜を並べ入れてこんがりと焼き色がつくまで焼く。

4

野菜が焼けてきたら順に取り出し、豚肉を広げ入れる。強めの中火で両面をさっと焼き、焼き色がついたら 、2.のたれに入れてよく煮からめる。

5

豚肉が大きければキッチンばさみで食べやすく切り、丼に盛ったご飯にのせて、野菜を添える。残ったたれをまわしかけ、お好みできざんだ小ねぎ、紅しょうがを添える。

ポイント

●豚丼のおいしさは、香ばしく焼いたお肉とたれのおいしさで決まります。肉や野菜を焼く前に、あらかじめ調味料を煮立ててしっかりと煮詰め、コクとパンチのあるたれを作っておくのがポイントです。

●コクのあるたれなので、豚肉は脂身の少ない部位でもとてもおいしくできます。焼きすぎると硬くなるため、焼き色だけしっかりつけたら、まだ完全に火が通っていないうちに取り出し、たれにからめながら完全に火を通すようにするとやわらかくいただけます。

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