今回のレシピは、沖縄県農林水産物総合情報発信事業【くゎっちーおきなわ】より『 島人参 』を使ったチムシンジ(豚レバーの汁物)レシピをご紹介します☆
『 島人参 』
島ニンジンは17世紀にシルクロード、中国を経て、日本に伝わりました。方言で黄色い大根を意味する【チデークニ】と呼ばれ、細長く薄い黄色をしており、見た目はゴボウと良く似ています。香りには独特のさわやかさがあります。島ニンジンとレバーや腎臓、赤肉とともに煮こんだ汁物は体力増進として重宝されています。昔からチムシンジ(薬膳料理)等に欠かせない食材です。
チムシンジは、豚レバーの煎じ汁のことです。沖縄では、病人用の滋養食として肉、魚、野草、薬草野菜を煮込んだシンジ(煎じ汁)を作る習慣があります。なかでもチムシンジは、体力が弱まった場合などに良いとされるクスイムン(薬)としての料理で、医と食は同源だとする食生活の知恵といえます。
チムシンジ(豚レバーの汁物)是非、ご賞味くださいね☆「うさがみそーれ!」(沖縄方言:お召し上がりください)