体調別の食事と食養生(野菜編)

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体調別(15症状)におすすめの食材として、今回は野菜編をまとめました。


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<体調別食コラム>体調別おすすめ野菜と効果

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   体調別のおすすめ野菜
 風邪気味

風邪は万病のもと。風邪気味、ひき始めに手当することが大切で、体の抵抗力・免疫力を高める野菜がおすすめです。
【おすすめ野菜】『ねぎ』『生姜』『椎茸』
体を温める食材やビタミンCが豊富な食材を中心に、体の症状にあわせた食材を選びましょう!

 食欲不振・食欲アップ

食欲は、体の状態のバロメーターで、体が不調になると食欲は減退します。胃腸での胃酸過多などで食欲がない時は、胃に負担のかけない消化の良い食材がおすすめです。
【おすすめ野菜】『かぶ』『山芋』『大根』
何も口にしたくないときには、食欲を刺激する食材で料理をつくってみましょう!香味野菜の風味利用や調味料・香辛料で胃液分泌を促してくれます。

 胃腸の不調

胃の不調は、重い、痛い、気持ち悪いなど、その時々で症状が違います。胃の調子が悪ければ働きが鈍くなり、嘔吐や下痢を引き起こします。まずは胃腸を休め、気分が良くなってきたら、消化によく胃腸にやさしい食事へ移行していきましょう。
【おすすめ野菜】『大根』『山芋』『キャベツ』
胃腸の調子がよくないときは、消化によく、胃の粘膜を強化する食材・料理を食べましょう!

 便秘気味

便秘の原因は、排便のサイクルや食生活の乱れによるものです。食生活における一番の原因は、食物繊維不足。食物繊維は、大腸で不要な水分を吸収しながら便とともに排出されます。食物繊維は、野菜や海藻に多く含まれます。朝ごはんを食べると腸の働きが活発になりますので、朝食はなるべく食べるようにしましょう。
【おすすめ野菜】『さつま芋』『牛蒡(ごぼう)』『オクラ』
食物繊維や水分摂取が心地よく便意を誘引します!

 むくみ対策

むくみは、体内に余分が水がたまった状態です。腎臓病や心臓病などの病気の心配のないむくみの場合には、体の水分と塩分の量を控え、利尿効果のある野菜がおすすめです。
【おすすめ野菜】『里芋』『きゅうり』『トマト』
むくみの原因の水分調整を行うカリウムを積極的に食材で摂取しましょう!

 貧血気味

貧血で多いのは鉄欠乏性貧血です。鉄不足など偏った食生活や月経や妊娠・出血が原因となります。三食きちんととり、必要な栄養を野菜で補いましょう。
【おすすめ野菜】『ホウレンソウ』『大葉(しそ)』『枝豆』
造血に必要な鉄やビタミンB群を欠かさずに摂取して、貧血を予防しましょう!

 体がだるい・解消

疲労感やだるさは、体が休息を必要としているサインです。疲れている時は、十分な睡眠で体を休め、ストレスを解消と栄養バランスを整えていきましょう。
【おすすめ野菜】『大蒜(にんにく)』『ニラ』『アスパラガス』
疲労回復にはビタミンや鉄分を中心にしたバランスのよい食事が大切です!

 目の疲れ・回復

ビタミンA不足は目の健康が損なわれ、視力低下や目がしょぼしょぼするなどのトラブルを起こします。また疲れ目は、単に目の疲労だけにとどまらず、全身疲労の一つである場合も多いです。定期的に遠くを眺め目を休めたり、血行をよくするマッサージで疲れも楽になります。目の血流の流れをよくする野菜がおすすめです。
【おすすめ野菜】『紫芋』『人参』『モロヘイヤ』
目の血流を促進して疲れをとるアントシアニン、ビタミンA、やビタミンB群が効果を発揮します!

 肩こり防止・解消

肩こりは、筋肉がこわばったり弱くなったりして起こるものと、加齢などにより関節の可動範囲が狭くなっておこるものがあります。肩回りを動かし、血液のめぐりを促進させたり、血流改善に効果が期待できる野菜がおすすめです。
【おすすめ野菜】『南瓜(かぼちゃ)』『ニラ』『パプリカ』
肩こりにはビタミンB群、ビタミンE、カルシウムの摂取が血行をよくします!

 睡眠不調・快眠

寝る前は、満腹でも空腹すぎても安眠の妨げになります。あまり重い食事は避けながら、寝付けない時は、カルシウムを多く含む食材や神経を鎮める効果のある野菜がおすすめです。
【おすすめ野菜】『セロリ』『レタス』『玉葱(たまねぎ)』
カルシウムが豊富な食材を中心にして、就寝前はカロリーを低めに抑えることが大切です!

 ストレス対策

生活をする上で、ストレスは必ず存在します。刺激をストレスとしてうけ、イライラ等を感じるのは、体や脳から分泌されるホルモンのセルトニンが減少することで、自律神経のバランスが崩れることが原因でもあります。食生活で、カルシウムやセルトニン分泌につながるトリプトファンを増やし、精神安定につながる食事をとりましょう。
【おすすめ野菜】『小松菜』『セロリ』『ミント』
カルシウムやビタミンCなど、興奮を抑える食材を組み合わせ、自律神経を調整しましょう!

 季節の変わり目対策

季節の変わり目は、体調を崩しやすく、風邪をひきやすくなります。これは暑さや寒さに慣れていた体が、外の気温や湿度変化に対応できずバランスを崩してしまうためです。
【暑さ対策:体の熱をとるおすすめ野菜】『ゴーヤ』『茄子』
【冷え対策:保温効果のあるおすすめ野菜】『南瓜(かぼちゃ)』『生姜』
暑い時期には、体を内側から冷やす食材をとり、寒い時期・体の冷えには、末端まで温めてくれる食材をとりましょう!なるべく旬の食材を食し、食養生につなげましょう!

 冷え・生理痛対策

冷え性は、体の他の部分は冷たさを感じない気温なのに、ある特定部分だけが不快な冷たさを感じることを言います。食べ物の工夫が大切です。
【おすすめ野菜】『生姜』『せり』『ホウレンソウ』
冷えを取り除くと月経痛の痛みが軽減します。体を冷やす生野菜は避け、体を温める作用がある野菜を摂取しましょう!

 ダイエット

体に余分な脂肪がついているとスタイルが悪くなるだけでなく、脂質異常症、動脈硬化など様々な病気の原因になります。健康管理の基本である適正な体重維持のために野菜を摂取しましょう。
【おすすめ野菜】『きのこ類』『生姜』『牛蒡(ごぼう)』
食材は偏ってとらないことと、1日摂取用を把握し、必要以上に摂取しないように気を付けましょう!

 肌トラブル・美肌(老化防止)

食べたもので肌は変わります。人間の体の細胞は常に新しいものに作り替えられています。皮膚の場合、約28日サイクルで入れ替わるため、ビタミンやミネラル不足にならないようにし、肌の新陳代謝を高めることが美肌キープの秘訣です。
【おすすめ野菜】『南瓜(かぼちゃ)』『蓮根』『カリフラワー』
美肌づくりのために、βカロテン・ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEといったビタミン類やミネラル、食物繊維を摂取し、体全体を生き生きとさせましょう!

   体調別おすすめレシピ

体調別のレシピは下記からご覧いただけます(順次更新中)

    野菜だけの断食食養生

食事は体を作るものですが、それだけではなく、心にも影響を与えています。お肉を食べると闘争心が沸き、野菜を食べると心が穏やかになりませんか?
野菜は消化もよく、内臓に負担をかけません。お酒を飲む人は「休肝日」を持つことが推奨されます。そこで、週に1回、野菜だけの食事をして、消化器系の器官を休ませる日を持つことをおすすめします。
『野菜だけの断食日』
週1回、野菜だけの料理を少量頂く日を作ります。体内に取り込むカロリーや栄養を少なくすると、細胞の眠っている部分が目覚めて活性化し、備わっている自然治癒力が高まると言われます。野菜だけの断食食養生で、細胞から体をリフレッシュして、穏やかな心を取り戻す。そんな習慣をつくりませんか!

次のページは会員様がご覧頂ける『体調別おすすめ野菜一覧』のご案内です。

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