地域
千葉県(香取、海匝地域)
主な食材
うるち米

江戸時代末期に活躍した農民指導者「大原幽学(おおはら ゆうがく)」が考案した千葉県香取、海匝地域に伝わる『性学もち』

「性学」とは、道徳と経済の調和を基本とし、人の本来持つ良心に従って助け合って生きようという考え方であり、当時高額だった“もち米”を食べられなかった農民にも餅のようなものを食べさせたい、という幽学の試行の末に考案されました。

“うるち米”を粉にしないでそのまま二度蒸して、餅搗きと同様に臼・杵でつくります。(餅搗き機の使用も可)
もち米でつくる餅と比べ、かたくならない点で保存性に優れ、汁物に入れても溶けにくく、粘りけが少ない、食感が柔らかい、炒めても溶けにくい加工が容易、という特徴があります。
なめらかな食感なので餅のように喉に詰まる心配がなく、高齢者にも安心な餅としして日常的に食されている『性学もち』

千葉県のおいしいお料理をぜひお召し上がりください。

材料(10人分)

材料
分量
うるち米
1.4kg
適量

手順一覧

1

うるち米を洗って水につけておく。
(夏3~4時間、冬一晩)

2

米の水気をよく切り、米は蒸し布で包んで、蒸気の上がった蒸し器で20分位蒸す。

3

蒸した米をざるにとり、水に浸して手早く洗い、1粒ずつバラバラにする。

4

水気をよく切って、芯がぬけるまでまた蒸す。(10分位)

5

よく蒸したら、三相電機餅つき機(ついた餅が棒状になって出てくるタイプ)の場合、雑煮用は1回、きな粉・くず餡の場合は2回つく。家庭用の餅つき機の場合は、通常のもち米と同様だが、餅状になったら、時々上からしゃもじ等で押さえる必要がある。

レシピ : 「房総のふるさと料理」(農業千葉刊行部)、「性学もち」(千葉県産米需要拡大推進協議会)
出典:うちの郷土料理[農林水産省]より(株)インフィニティラボ作成

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