近年日本では、台風や地震などの自然災害による停電被害が多発しています。大規模災害の発生時、インフラ復旧までの数日間をどう過ごすかが、防災の観点で重要になります。
ポータブル電源メーカーのEcoFlow Technology Japan 株式会社様に「非常食を、希望食に。 」というコンセプトの<LIFE PLATE>非常食レシピをご提供いただきました。
< LIFE PLATE > レシピの3つのポイント
1. 心身に負担をかけない「時短」調理
心身共に疲弊しがちな災害時は、準備にかける時間をなるべく短く、美味しく栄養の取れた食事ができることが重要。電子レンジ等の電気調理を活用することで、簡単かつ短時間に調理が可能に。
2. 貴重な資源を効率的に使う「節水」調理
災害時は、停電と共に断水することが多く、節水が重要に。通常の蒸し料理や茹で料理に比べ、電子レンジや炊飯器を活用した調理は使用する水の量が少なく、節水を実現。フライパンや鍋を必要としないレンジ調理は、洗い物が少ないため、節水と衛生を両立することが可能に。
3. 多くのご家庭にある「ありもの利用」調理
災害時は、家にある(または入手可能な)限られた食材を活用し、数日間を乗り切る必要がある。EcoFlowによって電子レンジ等が使えることで、ありものを活用した調理が可能に。食事の準備にかける時間や、食材確保の心配も減り、心身に負担をかけずに栄養バランスのとれた食事をとることができる。
従来のポータブル電源はアウトドアでの用途が一般的でしたが、ポータブル電源を活用することで、停電時でも電子レンジやトースターといった調理家電を稼働させることができるため、美味しくて温かい食事をつくることが可能になります。
タイムカプセル温サラダレシピ
今回は、防災食アドバイザーの今泉マユ子氏が監修された『タイムカプセル温サラダ~1週間、冷蔵保存できる「災害常備菜」~』レシピをご紹介します。
「災害が起きてからでもつくれる備蓄食を。」
災害時に最も不足しがちな栄養素は、備蓄が難しい野菜から摂れるビタミンやミネラル、食物繊維です。
ありもののお野菜を使い、お酢の作用で保存効果を高めた、災害時のあたらしい常備菜となる万能のピクルスサラダです。
被災時には気分も落ち込みがちですが、温かい食事を通じて少しでも多くの方が前向きになれますように。