15回の引っ越し経験から言える料理に適した「家」について

みなさんこんにちは!
突然ですが、今みなさんのご自宅のキッチンは、お料理しやすいですか?

実は私、幸か不幸かこれまでの人生で15回引っ越しをしています。
30代という年齢を考えると、なかなかのハイペース^^;
人生の節目や転勤等必要に迫られての引っ越しが大半ですが、戸建てやマンション、広さ等様々な間取りに住んだことがあります。
そんな中「お料理に適したキッチンってどういうものだろう?」と思い返してみると、やはりいくつか条件が思い浮かんできます。

今日はそんな「食」を中心に考えた家選び目線を少し考えてみたいと思います!

1. 「コンロの数&調理スペース・シンクの広さ」と、料理頻度は比例する
1口コンロ&激狭調理スペース・シンクから、4口コンロ&特大調理スペース・シンクのキッチンまで、幅広い物件に住んだ経験がありますが、私自身も周囲を見ていても言えることは、コンロの数&調理スペース・シンクの広さと調理頻度は比例するということです!
1人暮らしの経験がある方はご存じだと思いますが、1口コンロのキッチンで料理をするモチベーションの湧かなささは半端ないです笑 

コンロが一つしかないために、複数の料理を同時並行で作ることができず、さらに調理スペースが狭いことにより、野菜を切っても置く場所が無く、身体を伸ばして調理することが出来ない等、料理をする意欲をあらゆる角度から阻んできます泣

そのため、調理スペースの確保にかなりの工夫が必要で、そして洗い物をしようとしても「もう、お鍋がシンクに入らない!怒」って感じでモチベーションが下がります。。
むしろそんな環境の中で頻繁にお料理されている方は、もうそれだけで神です!
ぜひご自分を褒めてあげてください!

それぐらい、コンロの数と調理スペース・シンクの広さは、まず料理に向かう第一歩として非常に重要な条件だと思います。


2. 収納が豊富で、冷蔵庫や食器棚との距離感・動線が適切
なるべくスッキリ、機動的に動けるキッチンが理想ですよね^^ 
収納はやはりあるだけ物をしまえるので、その分スペースを確保することができますし、冷蔵庫や食器棚等との距離感・動線が動きやすいものだと、必要な動作が少なくすむので、それだけで料理の時短になります!
大物家具・家電は一度設置したらなかなか動かしませんし、その後のお料理の効率を左右する大きなポイントなので、引っ越しの際の家具・家電の配置は、自分の動きやすさを考え抜いて配置できるといいですね*


3. 対面キッチンor窓がある
これは、よりリラックスできて気持ちよくお料理できるかを左右するポイントだと思いますが、対面だと視界が開けていたり家族が目に入るため、壁に向かって料理をするよりも、楽しい・嬉しい気持ちでキッチンに立てるかと思います。
またキッチンに窓がついていれば、外の季節の移り変わりを感じながらお料理することができるので、より感性豊かに料理に向き合える気がします^^


4. キッチンが外orベランダに繋がっている
これは衛生的に有難いことですが、ベランダに繋がっていると、夏場や暑いときに生ごみを外に置いたり、空き缶・空き瓶などを手早く外に出したりできるため、キッチンに嫌な臭いがこもらずとても快適です。
ディスポーザーが付いていたり、24時間対応のゴミ置き場などがあればあまり気にする必要はありませんが、一人暮らしや普通のマンションだと、あるとありがたいポイントだと思います。


5. コンロにグリル機能がある
最近のオーブンレンジは高機能なので、あえてコンロにグリル機能がついていなくても不便はないかもしれませんが、グリル機能は本当に便利です!
魚が焼けるので、魚料理のレパートリーが一気に広がりますし(アジの開きやほっけなどが自宅で食べられる)、トーストも焼けますし、唐揚げやコロッケ等を温める際もカラッと温まります。
直火なので火の通りや温まり方がとても心地よく仕上がり、あると満足度高いです。


6. アイランドがあればこれ以上ない嬉しさ
これはお料理する方みんなの憧れだと思いますが、アイランドは本当にあると便利です!それだけで調理スペースが格段に広がるので、お洒落な調理家電であれば、しまわずにそのまま外に置いておけますし、「このスペースはコーヒーを入れるスペース」、「このスペースはスムージーを作るスペース」「このスペースは野菜を切るスペース」等、スペースを用途別に設定することもできます。
とはいえ、やはり日本の住環境では実現するのはなかなかハードルが高いので、これは憧れですね~^^;

以上、パッと思いつくことを並べてみました。
今のコロナ禍、そしてまだまだ続きそうな状況を見ると、自炊の頻度は当面高いままだと思われ、キッチンの充実度というのはQOL(Quality Of Life)をかなり左右することかと思います。
また、これを機会に、今後の人生の中で「食に関して優先度を上げていこう!」と思われている方は、おうち選びの際にキッチンの充実度は重視すべきポイントだと思います。
もしお引越しをされる機会等ありましたら、上記のポイントを参考に、ご自分が長く過ごしたくなるキッチンがあるおうちを探してみてくださいね☆

食ZENラボ編集部

食ZENラボ編集部:
日々の調理や家族の闘病時の食事づくり・寄り添い経験を活かし、一般的な生活者の視点から、食生活を楽しく、潤い・彩りあり豊かなものにすることを目指しています。
日々食材・栄養素のリサーチ、レシピ・テーブルコーディネート考案等を行っています♪
沖縄食材に通じる『沖縄食材スペシャリスト』認定者

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