沖縄県の食文化は、亜熱帯の気候風土に育まれた農産物、島嶼特性、歴史的背景が折り重なり築き上げられてきました。
独自文化を形成してきた琉球王朝時代の伝統的な食文化の上に、時代の流れや環境変化に対応してきた結果、チャンプルー(混ぜ合わせる)文化として発展してきた”沖縄”。
核となる琉球王国時代は「守礼の邦=礼節を重んじる国」を掲げ、訪れる賓客を「もてなす心」が料理の根底にあり、現在に受け継がれています。
そして、「長寿」の代名詞であった沖縄。そこには土地に息づく独自の食材と調理方法があり、食べることは、人々の「ぬちぐすい=命の薬」として食と向き合い、食文化が発展してきました。
2022年、沖縄は「本土復帰50周年」を迎えました。沖縄県民にとっても、沖縄好きな方にとっても「ちむどんどん(胸高鳴る)」の年です。
沖縄発のレシピメディア『食ZENラボ』は、管理栄養士や沖縄料理研究家の方々が考案してきた琉球料理・沖縄料理の中から厳選し、沖縄食材や料理の魅力を料理特集として公開いたします。みなさまの豊かな食生活にお役立て頂ければと思います。
料理は医食同源です。食べることで健康になれるレシピばかりですので、是非、お試しください☆
琉球料理・沖縄料理特集『おうちでちむどんどんレシピ』は、料理区分でレシピを選ぶ【取り入れやすい♪親しみ編】と歴史や食文化とともに料理を楽しむ【深く味わう♪探究編】に分かれています。