展示室&花うるし にて『琉球漆器×琉球料理教室』を開催
2023年9月24日(日)に、浦添市美術館様にて「琉球漆器×琉球料理教室」のコラボイベント開催が決定いたしました!!
(9月21日16:00現在、定員を超えるお申込みをいただいております。誠にありがとうございます。恐れ入りますが、以降のお申込みはキャンセル待ち受付とさせていただきますので、何卒ご了承くださいませ)
いつも食ZENラボをご覧いただき誠にありがとうございます。
この度、浦添市美術館指定管理者うらび運営共同企業体様と企画をしました『琉球漆器×琉球料理教室~日常使いの漆器とぬちぐすい料理~』イベントのご案内をさせていただきます。
浦添市美術館は、日本初の漆芸専門美術館、沖縄初の公立美術館として1990年(平成2年)に設立され、八角形のドーム屋根と高い塔の建物外観が特徴です。
常設展示室と企画展示室などを備えており、漆芸品を中心に、絵画や焼き物、染織、金工など延べ2000件の美術品を収蔵しています。
当日は美術館で開催中の『おいしい漆器』展を当美術館の学芸員さんによるギャラリートークで楽しんでいただき、その後、食ZENラボにレシピを寄稿いただいている「沖縄県認定琉球料理伝承人:宮澤かおるさん」「トータルフードコーディネーター・野菜ソムリエプロ:野原長乃さん」を講師に迎え、琉球漆器と琉球料理の魅力を講義でお伝えしつつ、本格的な琉球料理の実演・実食をいたします。
この機会にぜひ、琉球漆器に触れ親しんでいただけますと幸いです。みなさまにお会いできることを楽しみにしております。
*本イベントに関するご案内が以下のラジオ番組で放送されます♪
番組名:FMおきなわFine
日時:8月29日(火)7:30~10:30 番組内コーナー『うらびの歩き方』で紹介
*また、2023年9月号の浦添市民向け広報紙にも掲載予定です!みなさまぜひご確認いただけますと幸いです。
【イベントスケジュール】
開催日:2023年9月24日(日)
当館学芸員によるスペシャルギャラリートーク:16:30~
琉球料理教室:17:00~19:00
*講義①「琉球料理の歴史・特徴」
*講義②「琉球漆器の歴史・特徴・使い方」
*調理実演・実食「琉球料理クーブイリチー」
*調理実演・実食「琉球菓子チイルンコウ」
*試食・質問タイム
実際に漆器を使ってお楽しみいただきます!漆器の手触りや軽さ、なじみの良さなどをぜひご実感いただけたらと思います。
【参加費・申込方法】
参加費:5,500円(税込) *美術館常設展観覧料込
会場:浦添市美術館および別館B1F
住所:沖縄県浦添市仲間1-9-2
<お申込みに関して>
①先着20名様
②申込受付開始:2023年9月3日開始
③申込締切・キャンセル受付:9月21日(木)まで
*満席のお申込みをいただいております。誠にありがとうございます。
■申込受付期間■ 2023年9月3日~9月21日まで
※定員に達し次第締め切らせていただきます。
//申込サイト// 以下よりお申込みください
*上記サイトからのお申込みが難しい場合は、メールに必要事項をご記載いただき、直接メールにてお申込みください。
【宛先】
株式会社インフィニティラボ
メールアドレス:support@mealmeets-online.com
メール件名:「浦添市美術館イベント申込」
メール記載事項:参加される方の氏名・住所・連絡先
コロナウィルス感染には十分に配慮してイベントを開催いたしますが、もしも体調が悪い場合や熱などがある場合は、当日ご参加の取りやめをお願い申し上げます。
【講師ご紹介】
沖縄県認証琉球料理伝承人・沖縄料理研究家・管理栄養士 宮澤 かおる
沖縄県が認証する『琉球料理伝承人』(第4期)。関東と沖縄の両拠点で、「ぬちぐすい(食は命の薬)」をモットーに沖縄の食文化や沖縄食材を広める活動中。
管理栄養士として、ジュニアアスリートの栄養カウンセリング、料理教室の助手、大学の助手、病院栄養士(内分泌系栄養指導等)、食のコンサルティング会社(テレビ番組料理アシスタント、商品開発、腎臓病サイト監修など)などを経験され、幅広い栄養管理の知見をお持ちです。
沖縄の先代が大切にしてきた食文化、沖縄島野菜、琉球王国時代の食を次世代に伝える!という想いで関東初の沖縄料理研究家として活動されています。
実績:沖縄県内ホテル食部門アドバイザー、泡盛メーカーコラム担当、全国紙沖縄料理特集担当、沖縄食材トークショー、関東・沖縄TV出演 等
トータルフードコーディネーター・野菜ソムリエプロ 野原 長乃
これまで自治体や各種業界団体、企業の商品・レシピ開発、PR・イベント、マーケティング、講演等多くのご経験・ご実績をお持ちで、現在は沖縄県那覇市の子ども食堂にて月2回の野菜たっぷりのお弁当の提供、沖縄県八重瀬町のカラベジ(カラフルな元気野菜)を使ったワークショップ&レシピ開発、各種講座・レッスンを担当されています。
日頃より漆器を取り入れたテーブルコーディネートを楽しみ、2022年夏には琉球漆器を使った旧盆料理・もてなしについてテレビ取材・放送あり。
今回の料理テーマ
【クーブイリチー】
給食などにも出てきますので、県民にとってはおなじみの郷土料理ですがチャンプルー料理のような家庭料理というわけではないので、食べたことはあっても、作ったことはないという人も多い料理ですので、貴重な機会だと思います。“イリチー”とは炒め煮のことを指し、乾物や根菜類などを炒めてから味を含ませるように煮込んだ料理のこと。さまざまなイリチーの中でも、主にハレの日に作られたのが「クーブイリチー」。千切りにした昆布をよく炒めて、具材とともに豚だしや醤油、砂糖などで煮込んで作ります。
実はこの「クーブイリチー」、煮込み方など調理法で美味しさが大きく変わりますので、伝承人ならではの本格的なお味のポイントをお伝えします!
【チイルンコウ】
琉球王国時代に中国から伝わり、お祝い時に食べられていた代表的な蒸し菓子で、沖縄風の卵カステラです。
普通のカステラと違う点は、生の落花生を食紅で着色し、琉球菓子のキッパンを刻んで入れるので、柑橘類の爽やかさ、ピーナッツの香ばしさで味わい深いの特徴。