私には子供のころ、学校行事のお弁当にまつわる嬉しい大切な思い出があります*
小学生や中学生のころ、運動会や遠足で年に何度か学校にお弁当を持参する機会がありましたが、その際に母がいつもお弁当に可愛いお花や南天の葉等を添えてくれ、華やかに彩ってくれていたことです*
母は仕事もしていましたし、ものすごく凝った料理を作れる訳ではないので、お弁当に入っているおかずは卵焼きやウインナー等定番のシンプルな物でしたが、毎回彩りとしてお花や食用の葉っぱを添えてくれており、子供心に「なんて可愛いお弁当なんだろう!!」とワクワクし、お弁当箱を開けるのがとても楽しみで、心躍る瞬間でした^^
そしてまた、担任の先生もありがたいことに、
「いつもお花や葉っぱが添えてあって、とても可愛いお弁当だねー!!うらやましいな~♪」
と毎回私のお弁当を褒めてくださって、それがとても嬉しくて、なんだか子供ながらに母が誇らしく感じたものでした笑
庭で草花を育てることが好きな母だったので、お弁当に入っている食用花はいつもお庭から摘んだものでしたが、今のようにエディブルフラワー等が一般的でも無い時代に、朝の忙しい中そのように気を配ってもらい、感性を育んでくれた母に、今とても感謝しています^^
ちなみに繰り返しますが、おかずはとてもシンプルなものです笑
でもお花一つ・葉っぱ一つで、お弁当はパッと華やかになり、一気に見違えるものでした!
小さな気配り・心遣いで、その後想い出す度に何度も何年も幸せな気持ちにさせてくれて、人生の糧となる大切な想い出になる・・・
そんな力が「食」にはあることを、母から教えてもらいました。
忙しい毎日ではありますが、自分に負担にならないやり方で、自分が楽しめる方法で、自身や他の方へ小さな気配りができるように、私も心がけていきたいと思います☆
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