『うつわ』は料理の大事なスパイスの一つ*

みなさん、おうちご飯のとき、自分が好きな『うつわ』を使っていますか?

もし、特に気に入ったものではないものを使っていたり、紙やプラスチック等簡易的な一時しのぎのものを使っている場合、ぜひ一度自分のお気に入りの『うつわ』を使ってみることをおすすめします☆

私は引っ越しが多い人生なのですが、人生で10回目ぐらいの引っ越しの際、ある事情で食器類やフライパン等キッチン周りの荷物の到着が遅れ、一週間ぐらい紙やプラスチック容器で食事をとっている時期がありました。

最初は「洗い物しなくて良いから楽ちん~♪イエーイ!」と喜んでいたのですが、2日経ち、3日経ってくると、何だかいつもみたいに食事の時間が楽しくなく、美味しく感じないのです。。。

紙皿やプラスチック容器で食事をしていると、何だか食事を楽しんでいるというよりも、ただお腹を満たすために食べ物を口に入れているという感じで、何だか虚しく寂しい・・・

いったい何でだろう??と考えたら、普段自分が使っているお気に入りの『うつわ』を目にしたときの色彩・形状の楽しみや、手に持ったときの温かい手触りや重厚感等が感じられないからだと気がつきました。

そしてキッチン周りの荷物が届き、荷解きをし、久しぶりに自分が好きな『うつわ』で食事を摂ったとき、心の底から「これだ~!これを楽しみにしていたんだ☆」と心がウキウキしました!

陶器は土のあたたかな温もり、磁器は光沢から感じる上品さ等があり、それが愛着につながり、そして料理の一部、味の一部になるということを実感しました^^

『うつわ』は、一度購入したら、大事に使えば本当に長い人生を共に過ごすことになりますし、毎度の食事を引き立て、満足感をもたらしてくれるもの。

なが~い間、私たちを幸せな気持ちにさせてくれます*

お料理に合わせて『うつわ』を変えてみたり、季節に合わせて変えてみたり、自分たちの土地が育むものを使ってみたり・・

色々な楽しみ方が出来ることと思います。

ぜひ一度、自分のお気に入りの『うつわ』を見つけて、とり入れてみませんか☆

ディータイムのうつわ
食ZENラボ編集部

食ZENラボ編集部:
日々の調理や家族の闘病時の食事づくり・寄り添い経験を活かし、一般的な生活者の視点から、食生活を楽しく、潤い・彩りあり豊かなものにすることを目指しています。
日々食材・栄養素のリサーチ、レシピ・テーブルコーディネート考案等を行っています♪
沖縄食材に通じる『沖縄食材スペシャリスト』認定者

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